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ふたたび燃えるために考えたいこと

この帰省のうちに、やめた(中断した)ことがたくさんある。

体重のチェック
散歩(たまに犬の散歩には行く)
ジム
ニュースのチェック
勉強
家事(母に感謝)
その日したことの記録
SNS

PCの前にいる時間もものすごく減っている。

ではなにをしているか?と問われれば、愛犬の散歩やら母の買いもののおともと本屋、妹とランチ、母の日の買いもの、両親とランチ、1人の友だちに3回も会い、初日は動物園、2日目はショッピング、3日目は飲みなど。

風邪でもなんやかんやこれだけ出かけてしまったため、治りが遅かったのかもしれない。
しかしわたしは人生のGWを満喫している。

実は意外と自分ひとりの時間は少なく、仕事をするか、読書をするか。
本もトータル7冊は読んだと思う。
今日このあと、間もなく8冊目を読み終えるだろう。

朝井リョウ氏の『時をかけるゆとり』には「こんな文章を書けるようになりたい!」と、わずかに職業意識が働いたが、それ以外は完全に娯楽として小説やエッセイを楽しんでいる。

∽∽∽

現在のわたしはたぶん燃え尽きに近い状態なのだと思う。
燃え尽きてもなお、燃えることをやめられなかった。
火種はある。
でも薪と酸素が足りなくなってしまった。

もう「ぱち、ぱち」ともいわないわずかな炭が静かに、時々赤く弱々しい光をたたえて、小さく座っている。

「なんらかの形で薪が手に入るまで待つしかない」と思っていたのだけれども、こんな本に出会った。

タイトルそのまんま。
今のわたしだからこそ、つい手が伸びてしまう1冊だ。

「自分がうまく燃えられるように薪をくべるには、やりたいこと / やるべきこと / やらないこと をそれぞれ5つずつ決めてしまおう」と書かれている。

これまでのわたしなら、95%の確率で「やらなくてよいことなど、(見つから)ない!」と一蹴していた。
だからいつもやるべきことに追われているし、やるべきことが終わらなくて追い込まれていた。

でも、いろいろやめてみた今なら、やらなくてよいことも5つ挙げられる気がする。
今やめていることが、そもそも「やらなくてよいこと」なのかもしれない。

実家でのネオ居候生活は、もう残り数えるほどだ。

こっちにいるあいだの、わずかなひとりの時間で考えてみたい。
自分が「やらないこと」はなんなのか。

たぶん、自宅に戻ったら考えにくくなるから。
日常的な日常生活に戻ってしまうもの。

今この非日常的な日常生活のあいだに、考えておきたい。
でもこれは「やるべきこと」ではなくて「やりたいこと」だし、別に「やらなくてもよいこと」だ。

やるべきことをどんどん減らして生きたい。



今日も読んでくれてありがとうございます。
あなたの「やらないこと」はなんですか?

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