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地図なき散歩のススメ

仕事に追われ、ただタスクをこなす日々。
当たり前のように過ごしてきた日常だったけど、ふと我に帰ると、「自分は一体何をしているんだろう。」「自分が本当にしたいことは何だったっけ。」と自分を見失っている。

会社や学校など決まった環境で同じことを繰り返していると、だんだん自分の心の声が聞こえなくなっている。
こんな時はありませんか?

自分は何がしたいのかと自問自答してみても、答えが出てこない。
それは自分の感じる心を忘れてしまっているのかもしれません。

自分の心の声が聞こえない! 
こんな時にとっておきのリフレッシュ方法をご紹介します。

この地図なき散歩で心を無にし、自分の「なんか好きかも」の感覚を取り戻してみませんか。

①「地図なき散歩」って?

地図なき散歩とはその名の通り、地図を持たずに散歩をすることです。

目的地は決めません。
ルート検索もしません。
お決まりの散歩ルートでもありません。

ただ自分が、なんとなく行ってみたいと思った道へ散歩するのです。

この道の先に何があるんだろうと思ったら進む。
このお店いいなと思ったら入ってみる。
このベンチ座りたいなと思ったら座ってみる。

ただそれだけです。
散歩した時に感じた、ああしたいこうしたい、の感情に素直に行動することで地図なき散歩は意味を持ちます。

特に、普段自分に対して「あれをするべき」「こうしなきゃ」という言葉をかけている人ほど、この地図なき散歩にハマるでしょう。

②なんで地図を持たないの

目的地に向かう散歩や、お決まりのコースを散歩するのももちろん楽しいと思います。
でもなぜ私があえて地図を持たないのか。
その一番の理由は、

なんか好き

の感覚に素直になれるからです。

目的地が決まっていると、必然的にやるべきことが決まり、それに合わせたルートを黙々と辿るだけになります。
しかし、目的地がないときはただただ 「なんか好き」の感覚だけで道を決めるのです。

あ、この道気になる
あ、なんかこのお店いいな
あ、このベンチに座ってみようかな

そんな直感だけで行動していると、だんだん心が無になっていきます。

もし目的地を決めてしまっていたり、ましてや到着時間まで決めていたらこの「なんか好き」という心の声は届かなかったかもしれません。

地図があると、それに頼って無意識のうちに考えてしまう。
次は何をしたらいいのだろう、どの道を辿るべきなのか、と。

地図なき散歩は、辿るべき道を辿るのではなく、言葉に表せない「なんか好き」の感覚を取り戻すのが目的です。そのために、あえて地図を持たずに散歩に出かけるのです。

行き当たりばったりの散歩で見つけたパン屋さんのパンっておいしいんですよ。
自分だけが知っている場所かのような特別感があります。
そこに辿り着くまでのストーリーがあるから思い出が濃くなります。
自分ならではのエピソードができるのもまた地図なき散歩の醍醐味ですね。

③脳の疲労回復に有益だった!?

地図なき散歩では「なんか好き」の感覚を取り戻すには、五感を刺激することが必要です。
五感を刺激することは、脳の疲労回復にも効果があると言われています。

五感と脳の疲労回復についてで調べていたら見つけた記事を参考に貼っておきます。この記事を読んだ後もこのnoteに戻ってきてもらえると信じて……!
https://brand.taisho.co.jp/contents/tsukare/detail_17.html
大正製薬|疲れに効くコラム powered by リポビタン|五感を刺激して、脳の疲れをとろう!

以下、引用です。

”五感と脳は密接な関係にあり、脳が疲れていると五感が鈍くなったり、逆に五感が鈍ることによって脳の疲れを引き起こしたりというように、五感は脳の疲れにも影響しています。

実は、現代人の多くは五感が鈍っているとか。

原因は、情報過多な環境にあります。

私たちはスマホでは四六時中、情報を得ることができ、街に出れば広告や騒音に囲まれる生活をしています。

これらの情報を全てキャッチしていると、脳はパンクしてしまうため、知らないうちに五感を鈍感にすることでそれを防いでいるのです。”

疲れている時こそ五感を刺激してみることでリフレッシュが期待できます。
その一つの手段として、地図なき散歩は、一度に五感全てとそのさきの第六感の直感まで手に入れられるのでおすすめです。

④散歩のコツ3選

地図なき散歩のコツは3つ!

①場所は見知らぬ街で
②ケータイは見ない
③音楽は聴かない

①場所は見知らぬ街で
土地勘のある場所では地図がなくても道がわかってしまうので、リフレッシュ効果がなくなってしまいます。
できれば都会の広告やBGMにあふれた街並みではなく、自然が多く、物音の少ない場所がおすすめです。
木々の緑や、川の流れ、海の波の音に触れていくことで人間が本来持っている五感を取り戻すことができます。

②ケータイは見ない
現代人の多くはスマートフォンで四六時中、情報を得ることができます。
これらの情報を一度遮断し、目の前の景色とそこにいる自分に集中することで心の声が自然と聞こえてくるはずです。

③音楽は聴かない
ぜひ、外の音に耳を澄ましてみてください。
一度目を閉じてみるのも良いかも知れません。
今まで聞こえてこなかった、虫の鳴き声や、遠くのバイク音が聞こえてくるかも。

⑤散歩の手引き

この地図なき散歩は朝でも夜でもいつでも大丈夫です。
散歩でなくても、自転車で遠くまで行くのもよし。

ただ自分が行ってみたいなと直感で思った場所に向かって進む。
気になる場所で立ち止まる。
気が向いたら進む。
これを繰り返すだけです。

そして、疲れたな、汗かいたな、帰りたいなと思ったら帰りましょう。
最後はGoogle Map様の位置情報に頼って帰ります。
大体迷子になっているので。笑

ただ、その帰り道の満足感はおもしろいものです。

まとめ

心を無にする方法「地図なき散歩」はいかがでしたでしょうか。
少しスピリチュアルな話も出てきましたが、この「地図なき散歩」ならではの良さは実際に行動した方にのみ伝わるでしょう。

皆さんもぜひ、地図を持たない散歩で五感を研ぎ澄ませてみてはいかがでしょうか。

えいみー

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