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今日の私 未来のあの子

南から随分と落ちていく光
瞳孔が小さくなる感覚が私を急かす
肌を焼く緩い日差し
冷たい風が私の間を行き交う

私はまた冬を忘れるだろう
唐辛子の匂いがしても
冬を思い出すことはないだろう

あの子のカバンについている
赤い御守りに祈りを込める
もう君が涙を流さないで済むように
こう私が祈ったことを忘れないように


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