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【セミナーレポート】中国コスメを徹底解説! 世界のビューティートレンドから読み解くこれからの美容業界の在り方とは

こんにちは! ありすたです。

先週アップした「いつも応援してくださる皆さまに大切なお知らせ~ampuleリブランディング~」の記事は見ていただけましたか?

なんとこの度、私たちampuleがリブランディングを行いました! 実はnoteアカウントのアイコン・ヘッダーも変えているんです^^ 気付いた方いるでしょうか?
素敵なブランドサイトに仕上がっているので、是非ご覧になってみてください♡

今後もパワーアップしていくampuleをよろしくお願いいたします!

さて今回は、10月に大阪で開催されたBWJ(ビューティーワールドジャパン)にてampule代表の飯田がセミナーを行ったので、その内容をお届けします^^

前回の東京会場(5月)では韓国ブランドをメインにお話ししましたが、大阪ではさらに中国コスメについても触れたので、こちらを特集します!
まだ東京会場の内容を知らないという方や、もう一度振り返りたい!という方は以下の記事からご覧ください↓

▼前編
https://note.com/ampule/n/n411b676a0188
▼後編
https://note.com/ampule/n/n6bdcf6524a0d

■中国コスメトレンド

最近、韓国に負けず、中国コスメブランドも続々登場しています。

日本ではカラーコスメの人気が高いように感じますが、中国ではなんと口紅・ファンデーション・BB・CCの売り上げが好調なんだそうです。よりベースに力を入れている人が多いようですね!

日本でも人気のある代表的な中国コスメブランドとして、以下3ブランドが挙げられます。

中でもinto uの泥リップや、Perfect Diaryの動物アイシャドウは日本でも特に人気ではないでしょうか?

この3ブランドが人気な理由として、その「芸術性」が挙げられます(「芸術性」や「アート性」は、韓国ブランドと通ずる部分もありますね!)。

パッケージの綺麗さやメイクの発色など、「映える」メイクブランドというものもアートシューマー(※)に刺さった点として大きいようです。
※アート×コンシューマーの造語

そんな中国で注目すべきネクストトレンドを3つご紹介します!

①国潮(グオチャオ)ブーム

「国風潮流」(中国風トレンド)の略語である「国潮」。中国伝統文化の要素と現代のトレンドを融合したスタイルのことを指しており、Z世代の間でブームとなっています。

2017年に「中国ブランドデー」が制定されたことで、Z世代の中で中国国内の伝統文化や歴史への注目が高まり、自国ブランドを積極的に選ぶ人も増えています。

ただ懐古するのではなく、現在のトレンドと掛け合わせ、メイクだけではなくアパレル系も楽しんでいる人が多いようです!

②美容×健康

コロナ期間、日本でも「おうち時間」やマスク生活に伴うスキンケア・メイクのトレンド変化がありましたが、中国でも同じように変化があります。

特に「安全志向」が強まっており、スキンケアやメイクなど、お肌に直接塗るものに関してはより皮膚への刺激が弱く、調子を改善できるものを選ぶ傾向が高まったということです。

直近、日本の「汚染水」が中国国内で問題になりましたが、その背景にも、中国国民の「安全志向」の高まりがあったようです。

③アーリーエイジングケア

最後は、日本でも最近話題の「早い年代からのエイジングケア」です!
「抗酸化」「抗糖化」キーワードでの話題化が多いようで、中国国内では「PROYA」というブランドが人気なんだそうです。

このブランドはまだ日本未上陸ですが、ペプチドやレチノールが入ったスキンケアシリーズなので、今後日本でも人気になっていくかもしれませんね!

▼PROYA ブランドサイトはこちら(英語/中国語での案内です)
http://www.proya-group.com/en/brand-info/polaiya222

■日本の参入可能性について

「国内ブランド重視」や「成分の安全性」がトレンドの中国ですが、そこに日本が参入していける余地はあるのでしょうか?

結論、「ある」と言えそうです。

特に「安全志向」が強いユーザーは、中国国内のブランドに限らず【研究力があり、肌に塗っても安心】なブランドを選ぶ傾向にあります。

実際、日本ブランドで人気なものもいくつかあり、ALBION・SHISEIDO・IPSAなどがその代表だそうです!
特に香港ではかなり日本製品が売れているようで、アットコスメストアやSASAといったコスメショップでも、MADE IN JAPAN製品が売られているみたいですよ^^

「汚染水」問題を気にかけているユーザーも多いですが、今後このようなイメージを払拭できれば、日本ブランドが安全性を掲げて中国市場での存在感を拡大するチャンスは大いにあります。

■最後に

今回は中国美容業界についてのセミナーレポートを特集しました!
中国で人気のブランドや商品を選ぶときの意識、トレンドについての分析など解説いたしましたが、いかがだったでしょうか?

ニュースで見るような国際的な問題の背景に、美容にも通じる中国国内でのトレンドがあったとは知らなかったので、自分自身とても勉強になりました!

また、日本では昔から研究力・安心感が武器のブランドが沢山あります。よりアジア全体で愛される日本ブランドを作っていくためにはその強みを活かしつつ、斬新な芸術性を出していってアートシューマーの感性を刺激していく必要がありそうだなと感じています!

今後の日本ブランドの躍進も楽しみですね^^

今日もお読みいただきありがとうございました!
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