【美容業界で働く人必見!】韓国コスメがバズる秘密を徹底解説!世界のビューティートレンドから読み解くこれからの美容業界の在り方とは~前編~
こんにちは!おしばです。
前回の「【イベントレポート】①:beautyworld JAPAN TOKYOに出展しました!その反響をご紹介^^」記事はもう読んでくださいましたか?
ampuleでの大きなオフラインイベントは2回目の開催でしたが、今回は美容業界に関わる様々な企業の方々と直接お話をすることができ、とても刺激を受ける時間になりました。
まだ見ていない!という方は、是非こちらからチェックしてみてください^^
さて、今回は5/15~17に行われた「ビューティーワールドジャパン東京」で我らが代表あちゃこさんが登壇したセミナーの内容を特別にダイジェストでお届けします!
もりだくさんな内容になっているためまずは前編として韓国コスメの圧倒的人気にある背景をまずお伝えいたします。
「忙しくて聞きに行けなかった…!」という皆さんにはぜひ読んでいただきたい内容になてます!
ぜひ最後まで読んでくださいね^^
■はじめに
ベストコスメランキング(アットコスメやMimiTV)をみていると、韓国ブランドの存在感が非常に際立っていますよね。年々と増加していることは皆さんも肌で感じられているのではないでしょうか。
2021年からは、韓国の化粧品の輸出額が世界3位にまでランクイン。
その勢いはとどまる気配がなく現在K-BEAUTYは世界中に広まっています。
そんなK-BEAUTYですが、なぜここまで輸出に力を入れているのか皆さんおわかりでしょうか?
韓国は美容大国と知られていますが、国内化粧品の生産総額の大半数を「輸出」が占めています。そのため輸出が美容産業の成長にとっては不可欠だからこそ国境を越えて世界的に受け入れられるブランド開発が韓国で成功するには必要な条件になっています。
だからこそ、韓国コスメというとプチプラで質が高いイメージがあるかと思いますが最近はコスパだけでなくブランディングにも力を入れています。その結果、韓国コスメ=プチプラで質が高いというイメージも変わりつつあるのです。例えばシャネルやルイヴィトンのように国境を越えても高いブランド力のあるハイブランドの工夫を取り入れ、ブランディングに力を入れ注目を浴びている韓国ブランドがあります。今回のセミナーでは注目の韓国ブランドを例に挙げつつバズる韓国コスメから学ぶ今後のブランディング戦略を皆さんにお届けしました!
■韓国コスメの圧倒的人気について
そもそも、韓国コスメはなぜこんなにもバズっているのでしょうか?
バズるコスメは必ずモノ軸・ヒト軸・コト軸が網羅されています。
皆さんがよく知るロムアンドも3つの要素が網羅され定番化しつつある代表的な韓国コスメです。
ネクスト注目ブランドの「タンバリンズ」を例に挙げて詳しくご紹介します。
●タンバリンズについて
今は香水ブランドに切り替わっていますが、スキンケアから始まった香水ブランドです。
オフラインからアートを通じた体験マーケティングの先駆者として今話題を生んでいます。
そして、驚くことに、まだQoo10などで購入もできない日本未上陸ブランドであるにも関わらず「#タンバリンズ」では1000件以上のハッシュタグの投稿があります。
どうしてこれだけの投稿が上がっているのかというと、理由は次の2つが考えれます。
①ビジュアル力が影響し、インスタに載せたいと皆が思う
②若い世代の皆さんが韓国旅行をする際に、韓国で行く場所をインスタで検索をしている
ここからもやはり、ビジュアルが国境を超えることがよくわかりますね。
また、タンバリンズの仕掛けとして展示会の工夫があります。今韓国では3・4店舗あるなか、各店舗でビジュアルが全く異なります。
▼参照:タンバリンズ公式サイト(店舗紹介ページ)
まるで美術館にいったかのような気分になれませんか?
日本では考えられないような店舗のデザインやブランディング力が今の日本の若者の心をとらえているのです。
そんなタンバリンズもバズった要因を3軸に分けて整理してみました。
しかし、そもそもなぜ韓国ブランドはアートを取り入れた店舗展開を図っているのでしょうか。韓国だけでなく日本もMZ世代が非常に消費の担い手として注目されています。
MZ世代はデジタル環境で育ち、SNSを通じて自己承認欲求や発信欲求が非常に高いことが特徴です。更に、時代の流れから物の機能や品質だけではなくてその商品をもつことによって得られる追加の価値や感情的な満足度を重視している世代です。
だからこそ、アートがMZ世代の心をつかみ、かつ韓国では「アートシューマー」※と呼ばれているのです。
※アート×コンシューマーの造語
アートシューマーをブランドのファンとして取り入れるためには2つの要素が必須です。
1、自己表現・・・ブランドがアイデンティティ化
昨今の若年層はただ物を買うのではなくそのブランドが自分に合っているか、そのブランドが自分を表現できてるかというところを非常に重視しているといえるでしょう。
2、SNS映え
タンバリンズのように商品のSNS映えを重視してます。最近では展示会でSNSの投稿用のフォトゾーンが欠かせなくなっていることからもよく理解いただけるでしょう。
このような背景から韓国ではSNS映えを重視したところから美術館のような展示だけではなくアーティストのコラボというところも非常に盛んです。
このアートシューマーさん達はブランドを成長させるうえで非常に重要な役割をになっています。
■おわりに
いかがでしたでしょうか? 韓国コスメはなんとなく人気であることは理解しつつも、その背景までも理解するとより納得感がありますよね^^
次回はバズっている韓国コスメから今後どういったブランディング戦略を組んでいくべきかをご紹介をしていきます。
また、Twitter、Instagramでも発信を行っていますので、よろしければフォローしていただけると嬉しいです!
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次回もお楽しみに^^
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