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単なる旅行ではなかなか経験できないイタリアの現地の人たちとの食事会
Novellaのおかげでいろんな人たちとの食事会に参加できた
ほとんど会話の意味が分かってなくても、その様子を見ているだけで楽しい
私にとってはまるで「映画かドラマ」の中にいるような、いや、見ているような感覚
滞在の始まりから終わりまで
☆最初のホームパーティ
イタリアに行って最初のホームパーティ
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私とMassimoは2人で朝からモンテリッジョーニに出かけていて戻ったらすでにテーブルセッティングされており、数人のNovella友人が早めに到着してアペリティーヴォを楽しんでいた
モンテリッジョーニについてはこちらを参照
ホームパーティの前日土曜にNovellaと2人で買い出しに行ってから、Novellaがほぼ1人で料理を準備していた
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私にとってすでに顔見知りの人もいたし、お初にお目にかかった人もいたけど、昔から知っているかの如く「分け隔てなく」接してくれるので「壁の花」になることなく楽しいパーティだった
全ての料理を載せられないがNovellaの料理はどれもこれもいつも美味しい
しかも「お肉を控えている」セバスティアーノのために「野菜のラザニア」を個別に用意してあげるという気遣い
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前日、肉屋で買ってきた大きなお肉はローストに
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カリッカリにオーブンで焼かれたポテト、これまた焼いただけなのに美味しい
唯一、私が手伝えたのはじゃがいもの皮剥きだけだった(笑
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毎度食べすぎるのは美味しいから仕方ない
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食べ続ける人、飲み続ける人、喋りまくる人、テラスのベッドで寝てる人
みんな自由に過ごす日曜の午後 お天気も良くて最高の時間
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つまらないのはワンコ達、おこぼれもらえなくて私の膝に顔を乗せて訴えるQuelida
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こんな大きなサイズのカフェティエラは見たことがない
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食後のエスプレッソが振る舞われるが、私は食後酒
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私に話しかける時は、ほとんどの人がゆっくりと話してくれるのだが、ゆっくり話してもらってもわからないのが「フィレンツェ訛りとフィレンツェ方言」
Marcoの訛りは強めなのでほぼ理解できなかった(笑
解散前の談笑も絵になる彼ら(全員ジーンズ、CMですか?)
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☆最後のホームパーティ
最初があれば最後があるわけで、私の帰国前夜に行われたホームパーティ
そう、「送別会」
とその前に、Novellaの甥っ子が留学先のスイスから同級生を10人ほど連れ立って祖母(Novellaのお母さん)の元に訪ねてきていた 祖母宅で夕食会の前にNovella宅でアペリティーヴォをしたいということで彼らのアペリティーヴォが私の送別会のアペリティーヴォも兼ねた
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キッチン&リビングに一時20人近くいただろうか
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Novellaの甥っ子、DavideだったかなぁLorenzoだったかなぁ。。。
2人は双子なんだが、どっちがどっちか忘れた
スイスから同級生を連れ立ってきて日中はNovella宅周辺のオリーブの実の収穫をみんなで手伝った後のアペリティーヴォ、同級生達楽しかっただろうなぁ
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彼らの様子が自分の大学時代に私の田舎に同級生を連れて行った時のことが重なって懐かしくもあり、まだこれから先の長い彼らを羨ましくも思いつつ今この空間にいて環境・料理・感情を味わえていることに感謝した
若者達が去った後は、さて、いよいよ私の送別会
送別会はガレージを改造したホールで行われた
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ホールには暖炉があってBBQができるようになっているので、この日のために取り寄せてくれたという血統書付きの大きなTボーンを焼いてくれた
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送別会が始まったのは21時も回っていただろうか・・・・
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アペリティーヴォですでに飲み食いしている胃は少々お疲れちゃんだったが、「美味しいものは別腹」で食べた そして好物の「ラザニア」もちゃんとあった
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肝心のビステッカ・アッラ・フィオレンティーナは動画で撮っているので写真なしだが、いうまでもなく「絶品」だった
他にも持ち寄ってくれたデザートが数種類あって日付の変わる頃まで食べ通し
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翌日帰国するとは信じがたい夜だった
この愉快なメンバーにまた数日後には会えると思うと楽しみだ
☆イタリア的女子会
こちらはちょっと雰囲気変わって、Novellaの女友達宅のホームパーティ
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Novellaの友人且つ弁護士同僚のChristinaの誕生日祝いをGivannnaの自宅で開催
主役のChiristinaには誕生会のことは内緒で、GivannaとChiristina、Christinaの姉のCarlottaの「3人で夕飯を」と誘い、そのつもりで来たら先にきて隠れていた女友達数人が「HAPPY BIRTHDAY」のバルーンを手に出てくる、という計画
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主役の到着前に何度かリハーサルをして本番までそれぞれバルーンを持って隠れる(笑
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そしてChristinaが到着してリビングにきたら「HAPPY BIRTHDAY」の音楽が流れて私たちのお出まし、突然のことに驚きながらも歓喜をあげるChristinaだった
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こういうのってやっぱり「女子だからこそ」だよね 幾つになっても「女子は女子」
みんな高校や大学からの同級生だったりするので、とても気楽に和気藹々とした会だった
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食事の終盤ではそれぞれから誕生日プレゼントの贈呈も行われて、一つずつ開封して喜ぶ姿も見ていてこちらが幸せになった
「イタリアの女子会」に混ぜてもらえるなんて光栄だ
☆家族の夕食
Paoloのご両親はNovella宅から車で1時間ほどの場所にある
週に1度、Paoloは彼らと夕食を共にしているようで私の滞在中に夕食に不在の日があった
そんなある日、「今夜はPaoloのご両親の家で夕食よ」とご両親の家へお邪魔することに
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実は私がイタリアへ行った時、Paoloのお母さんRosannaは入院中で手術を控えていた 結構大きな手術だったが無事退院してから最初の家族の夕食に参加となった
ご高齢で少食なPaoloご両親のためにNovellaとPaoloで準備してきた料理が出される
このカボチャのスープ好きだなぁ ケシの実が入っててプツプツと食感もいい
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他の写真は割愛するが、パスタとお肉の料理も出てデザートはこの「カスターニャ」
見た目からしてわかると思うが「栗」だ
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が、栗と言っても日本の栗とはちょっと違う
日本の栗は加熱すると粉っぽくてホクホクしているが、カスターニャは実がぎっちりと引き締まった感じで硬い
これがPaoloのお父さんRobertoの大好物で「パキパキバリバリ」音を立てながらずっと食べている
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Rosannaに「もうやめなさい、歯が欠けるわよ」と言われてもやめない(笑
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お料理は少食でも「カスターニャは別腹」なRobertoなのだった
Novellaはカスターニャは1つでも食べるとお腹を壊すらしく食べず、私はお腹いっぱいで食べられず
というのもRosannaがスイーツを買ってくれていて、私がチョコレート好きだとNovellaが言うもんだから複数あるうちの「チョコレート系」のモノを全部、私のさらに置くもんだから調子に乗って平らげたのだった(笑
食後はRobertoの書斎に案内してもらって、夫婦で世界一周したときの写真などを見せてもらった
世界一周旅行で立ち寄った国で買ったというお面をつけるRoberto
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私の送別会の日はRobertoとRosannaと2人でNovella宅にランチにきてくれた
今や私のイタリアのお父さんとお母さん的存在
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☆まとめ
投稿した以外にもPaoloの娘さん2人が来てテラスでランチをしたり、Paoloの友人宅の夕食にお邪魔したりと、とにかくいろんなシチュエーションとメンバーで食事を共にした
これは今までにない経験で、本当にどの会も素晴らしく楽しくて温かかった
日本だと「家に招く」と言うのは「ちょっと大そう」な感じがするが、イタリアではむしろ「外食より家で」という感じ
そしてお宅訪問すると居間(食事場所)だけでなく、各部屋部屋(寝室からキッチン、浴室まで)をルームツアーしてくれる どこのお宅に行ってもそうだった
経験してみないとわからないことを、たくさん経験できたイタリア滞在だった
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