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相席だからこその出会い〜Trattoria Sabatino〜

昨日はNovellaの通勤に同乗して街へ

途中、「あの店は予約できないけど美味しくて安い、だからいつも混んでて行列ができている。私はまだ一度も入れたことがない(待つ時間がなくて)」と教えてもらったトラットリア「SABATINO」へ

あの高級イタリア料理店「SABATINI」ではない


☆長蛇の列ができる


予約ができないので開店少し前に行って並ぶ必要がある

日本人の感覚で開店30分前から店頭に行くとさすがに早すぎて、少しはなれた場所で見守ると15分前にイタリア人親子が並んだので後ろに続いた

日差しが強くて影にいないと辛い

開店5分前には10数人が後ろに並んでいた

オープンして店内が希望かテラスが希望か聞かれる 私はもちろん店内!
〖一人です〗と伝えると「相席」のテーブルに案内される

☆どの料理も本当に安い


第一皿目(パスタ)は5~6€、第二皿目(メインディッシュ)は6EURO~7EURO、ワインは1/4ボトルで1.5€、席料が1.8€

私はパスタは頼まず、第二皿目の「francesina 」という牛肉とタマネギ、トマトの煮込み料理とモッツァレラチーズ、サラダほうれん草を頼んだ もちろんワインも(笑)

料理はすぐに運ばれてきて、食べ始める頃には店内の2/3が埋まっていた


ほどなくして私の目の前に「お一人様女性」が案内されて「チャオ、ボナペティート」と挨拶された

挨拶を返して静かに食べていると彼女が注文したミネラルウォーターが大きかったので「お水飲みますか?」と分けてくれたのをきっかけに話し始め、ローマ在住40年のアメリカ人で女性のシェリー

1年半前に仕事を辞めて早々年金生活、フィレンツェには美術史を学びに来ているということだった

酔っ払っているせいもあり、片言であろうが間違っていようが「饒舌」になった私(笑)

挙げ句、新たに相席になったフィレンツェでピッツェリアを営む家族とも会話が始まり「コ・ス・パのいいお店情報」を教えてもらった

写真右端がシェリー

お料理は確かに美味しくて量もちょうど良く、最後にエスプレッソをもらって会計

その時、頼んでないミネラルウォーターが会計に含まれていたが既に支払いをしており後ろには支払いの列で「ここで間違いを伝えたらいろんな意味で面倒」とすぐに「まっ、チップと思えば」と気持ちを切り替えた

そしたら私の次に支払いをしていたシェリーがお店オリジナルの石鹸を二つ買ったかと思ったら「プレゼント」とひとつ私にくれたのだ

ミネラルウォーター分の何倍もする石鹸が私のもとにやってきた(笑

本当にコスパが良くて美味しいので、今度は15分前に行って並ぼうと思う
30分前は早すぎた

ちょっとフィレンツェの中心からは離れているがおすすめ!


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