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【Sample】Last Choreography【歌姫庭園23】
この世は理不尽に満ちている。
そんなことは、皆さんご存知だろう。
だから溜飲を下ろすことは出来る。
たまたま今回、俺のテーブルに山盛りの理不尽がドカンと出されただけだ。
でも、飲み込んだ理不尽が腑に落ちるかといえば、そんな訳ない。
世の中、得てしてそういうもんだ。
さて、それでは世の作法に倣って、理不尽をかっ喰らう挨拶をさせていただこう。
表情筋は笑顔のまま、心の中で思いきり息を
EYE CONTACT[よさこいアイプロ4周年企画]
N
聖來「ねえ……Pさん」
P「ん?」
聖來「ちょっと……こっち見てもらっても、いいかな」
P「どうかした?」
聖來「うん……ちょっと、アイコンタクト」
P「アイコンタクト?」
聖來「うん……わんこはね、目を見てあげるといいんだよ」
P「ああ、確かそうだったね」
聖來「そう……目を見てあげるとね、落ち着くの」
P「……なるほど、こんな感じでいいかな」
聖來「うん……」
P「……」
聖來「……」
Prémonition de l’émergence
1
熱心なのが好き。
盛ってる時って超たのしぃ~し、夢中になっちゃう。熱心ってそういうことでしょ?
しつこいのが好き。
初めて挑戦するメイクとか~慣れるまで何度も練習するしぃ~それが楽しいんだよねぇ~。
「ちょっとくらいいいじゃん~!」
でも、しつこすぎるのは嫌い。
うざいし、めんどくさい。
「むりむり~。あやか、そういうのキョーミないし~」
もう何回この言葉言ったっけ?
FIRST BABY STEPS
穏やかな朝だった。
柔らかな朝日が町をふんわりと照らし、たわわに実ったような桜の枝が、融けた雪を思い出させるようにハラリハラリと落ちる。
そんな風情には目もくれず、人々は右に左に行き交って、各々の情景に溶け込んでいった。
マンデリンのコクと、そんな正面玄関の様子を楽しむ。なんと贅沢な時間か。早起きは三文の徳とはよく言ったものである。
ふと、情景の中にいた一人の少女が、風情の中に立ち止
SF小説あんま読まないでSF小説書いてるけど、あんま困らない。
小説なんて映像化した方が100倍伝わりやすいってわかってるから。
じゃあなんで小説なんか書いてるのかって言うと、映像作るより楽だから。
コミケ初参加で在庫の八割が頒布出来た方法
twitterで見かけた、コミケ初参加で同人誌が一冊も売れなかったってレポについて、ちょっと思うことがあったので、書きます。
やり方工夫すればそれなりには出るもんだと思いますよ。
実際、私は初参加で8割売れたので、これは断言してもいい。
https://twitter.com/amononz/status/1079628334923825152?s=21
さて、それでは私はどうして8割売れた
トウキョウガンマンズ
以前機会を頂いて、初めて書き上げたシナリオです。
映像化の可能性もあるとの事でしたので、一応映像化しやすい様に作成いたしましたが、結局立ち消えに……供養としてこちらに上げておきます。
舞台は架空都市トウキョウ。労働の機械化が急速に進んで人々が労働から解放された世界です。