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図書館で借りた喫茶店本:喫茶チェーン観察帖

図書館で借りてきた喫茶カフェチェーン観察帖ノートという本を読みました!以前読んだ『喫茶の効用』の著者・飯塚めりさんの本です。

この本の大きな特徴は、各地にあるチェーンの喫茶店・カフェに注目した内容となっているところです。個人経営のお店を紹介した本は数多くありますが、チェーン店にこだわった本は初めて見たので読んでみました。

スタバ、タリーズ、ドトール、コメダと超有名どころから、この本で初めて知ったチェーン店まで、お店ごとの看板メニューや特色を比較することができます。各チェーン店の歴史も載っていて、発祥の国とか意外なお店とのつながりを学べるのも面白い。飯塚さんのイラストもメニューや店内を細かいところまで観察していて見応えがあります。

チェーン店ってどこに行っても基本的にメニューは同じ、店内の雰囲気もなんとなく決まっている…といったイメージがありました。

だけどこの本を読むと、同じチェーン店でも店舗ごとのレイアウト・居心地の良さに違いがあることを感じられます。読んでいて確かに私にも同じスタバでも、タリーズでも「この店舗の居心地が良い」と思う時があると読んでいて思い出しました。

『喫茶の効用』でも居心地の良さに着目した箇所が多かったですし、自分にとって居場所になる店舗を探してみるのもチェーン店巡りの楽しさなのかなと思いました!

また、私が住んでいる地域にはないチェーン店について知れるのもこの本の魅力。個人的にはセガフレード、凄く気になりました!

この本で紹介されていた過去のイースター限定メニューのイラストに惹かれ、今年もあるのか近くに店舗があれば行ってみようと思いましたが、調べたところ1番近い店舗は東京だったので残念。

でも、いつかどこかへ遊びに行った際、地元にはないチェーン店に寄ってみるというのも面白そうと楽しみがまた増えました!他にも最近よく聞くブルーボトルコーヒーや京都で有名なイノダコーヒにも行ってみたいですね。

チェーン店ごとの「あるある」や、知っていると面白い情報が満載なのも喫茶店・カフェ好きにはおいしい本。確かにコメダはちょっとしたメニューでも量がかなり大きいですよね…。もちろんお得感はあるけど、ひとりで行くと量の多さが逆にキツくなる時があります(^^;

それからスタバで運がいいと、店員さんがカップにメッセージを書いてくれることがありますが、このサービスをはじめ、スタバの接客そのものに特にマニュアルはないというのには驚きました。一方で、カフェ店員ってコミュニケーション力がかなり重要な仕事であることも感じられました。今後スタバに行って、カップにメッセージが書いてあったら、よりラッキーな気分になりそうです。

身近なチェーン店がもっと好きになる1冊。これからもいろいろなお店を巡って、自分にとってのお気に入りをたくさん見つけていきたくなりました。ちなみに私はタリーズのヨーグルト&アサイーが凄く好きで、お出かけの合間に飲むと癒されます。

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