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憂
2024年4月27日 17:13
2024年4月5日 10:58
そこは、ただただ暗かった。左右を見ると畑がひろがっているらしかった。前方には森林がそびえたっているらしかった。畑と空、木々と空の境界があいまいで、灯りという灯りは月灯りしかなかった。 生温かい微風が横切った。その微風が心細さを増長させた。 私は歩いた。地面が確かにあるものと信じて。一歩々々たしかに歩を進めるものの景色は変わらず、本当に進んでいるのか自信がなかった。 私はどこに向かっているの