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CES2020 注目スタートアップ企業


こんにちは、アメマ速報の齊藤です。

今月1/7-1/10に行われたCESに行ってきました。

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CESは元々家電見本市でしたが、もはや家電等業界の域を超えて世界中のイノベーショティブな企業が各社の最新のテクノロジーやアイディアプロダクトを発表する場になっています。

SONYの車や、5G体験等は日本でも大々的に報じられていると思うので、大手企業ではなく、なかなか報じられる場のないスタートアップ企業に注目してレポートしてみました。

▼役に立たない?愛されロボット

昨年CESで大人気だったこの子。日本では2019年秋に発売され、大好評のこのLOVOT(ラボット)です。なんと言ってもこの愛くるしいロボットの特徴は、愛されるために生まれてきたので、人間の役に立つ機能がないことなんです。

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開発に一番苦労したという繊細な動きをする目と、赤ちゃんと同じ重さ、人間のような体温。あまりの可愛さに足を止めて抱っこする人続出のブースでした!アメリカではまだ未発売ですが、世界共通の可愛さに人気出ること間違いなしかと。

動物アレルギーを持っている方やお子さんがいらっしゃらないご家庭の方にも愛されているそう。

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▼愛犬の「本音」がわかる、イヌパシー

こちらは犬を飼っている方必見。テレパシーのように愛犬の本音がわかる「Inupathy」のブース。CESは初出展です。

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犬の心拍数を解析して犬の感情を読み取り、ライトの色でお知らせしてくれるんです。これ、犬を飼っている人ならわかると思いますが、愛犬が昨日まで元気だったのに突然今日元気がなくなってしまった・・ということありますよね。Inupathyを使えば、前日には気づけていたかもしれません。

飼い主が、犬の「表情」から読み取っている感情って実は「勘違い」ってこともあるようです。人間には笑っているように見えていても、実は違ったり・・。愛犬も、飼い主も、イヌパシーを通じてお互いの感情が本当の意味で通じ合えば、一緒にいれる限られた時間の過ごし方がより充実したものに変わるかもしれませんね。

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▼キーボード不要のタイピング

こちらはCESで世界初お披露目となったキーボード不要のタイピング機能、「Selfie Type」。なんと!必要なのはスマホと指だけ。スマホのインカメラで、顔認証のように指の動きを認証して準備完了。机さえあればキーボードなしでタイピングが可能なんです!これはサムスンの社内インキュベーションプログラムのスタートアップ。残念ながらデモだけで体験はできませんでしたが、これはPCに革命が起こる予感です。

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▼紙みたいにペラペラ!変幻自在のスクリーン

これは2012年設立の中国の新興ブランド、ROYOLE(ロヨル)のブース。変幻自在のフレキシブルスクリーンを世界で初めて開発し、急成長中!ROYOLE社が2019年に発売した折りたたみ式スマホ兼タブレットFlex Peiはこの驚愕の柔軟性に昨年のCESでも大人気だった模様。これに追随しようと、サムスンも折りたたみスマホを発売したほど。

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会場ではもちろんFlex Peiは体験できたのですが、折りたたみスマホは彼らの一技術に過ぎず、ROYOLEの本髄の強みはこれ。

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「木」なんですが、何を意味しているかわかりますか?
木の葉1枚1枚が、紙のようにペラペラなスクリーンなんです。

折りたたみを超えて、ここまでの柔軟性のある薄いスクリーンを活用し、ポスターのようにどこでもスクリーンが壁に貼れたり、衣服やインテリアにも使えるかもしれません。世の中にある表現の幅をグッと広げることになるのではないでしょうか。

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