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わたしと息子

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2018年3月生まれの息子とのエピソードを載せています。
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#日記

三つ子の魂百まで

三つ子の魂百まで

息子がもうすぐ3歳を迎えるこの時期に、偶然にも、「三つ子の魂百まで」という言葉に出会った。もちろん、前からその意味は知っていたけど、ちょうどいいタイミングで見つけて、息子の「いま」と「この先」について考えるきっかけになった。

息子は、はてさて誰に似たのか、几帳面なところがある。数あるトーマスのプラレールは、端を揃えてきっちりと並べるし、アニアの動物フィギュアは、サファリの動物、海の動物、牧場の動

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息子と一緒にテレワーク

息子と一緒にテレワーク

数日前から、鼻水を垂らし、痰の絡んだ咳をしていた息子。ついに、仕事での外出先で、保育園からの「お迎えコール」が鳴った。

スマホに表示された「◯◯保育園」を見た瞬間、ゴクント唾を飲み込み、今日これから取り組むはずだった業務を手放す覚悟をする。

電話の内容は、想像したとおり、息子の体調不良だった。発熱していて、すぐにお迎えに来てほしいということだった。

わたしは会社の書類を持っていて、どうしても

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座って同じ目線の2歳児

大人のわたしが座ったときと、まもなく3歳を迎える息子が立ったときの目線が同じだった。ふと、「あぁ、この感じって、すぐに過ぎ去って忘れてしまうんだろうなぁ」と、心がギュッと締めつけられた。

コミュニケーションは問題なくとれるようになってきたけれど、まだ舌足らずな息子は、とても可愛くてメロメロになる。そして、悪魔的なイヤイヤっぷりが出てくるのも同じ息子からだ。

息子は、わたしが息子の残したものを食

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抱っこマンと歩きマン

息子は、2歳のほとんどを抱っこで過ごした。保育園の行き帰りは例外なく抱っこ。14㎏前後の息子を抱えつつ、仕事かばんと保育園の荷物を肩にかける。雨の日は、これに傘もついてくる。

自宅から保育園までの距離は、大人の足で7分程度。これが結構キツい。2歳になりたてのころは、「まぁしょうがないか、3月生まれでクラスのなかでもヒヨコちゃんだし」と受け入れていた。

でも、一向に自分で歩こうとせず、わたしが迎

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