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阪神淡路大震災から25年
画像の短歌連作は去年の1月にあみもの短歌に寄稿したものです。「kobe mon amour」雨虎俊寛
以下は僕が昔やっていたブログ記事からです。書いた頃は東日本大震災が起こることも知るよしもなく…… そして阪神淡路大震災の短歌を詠むことになるだなんて。
ちょうど11年前の今日
早朝、職場の仮眠室で飛び起きた
職場のすぐ後ろは線路
始発電車が脱線したのでは!?
と、感じる程の衝撃
地震だと思わ
今のところの自選短歌30首+1首の第2弾です
自選30首を置いておくと引いていただく機会に親切ということで
令和に入ってあらためて自選30首+1首オマケで
自選31首の第2弾をば(既に発表した作品に推敲を施してあります)
短歌 雨虎俊寛(あめふらしとしひろ)
赤茶けた融雪道路からはずれ雪のところをふたりは歩く
薄雪はまだ踏まれずに側道の消火栓の蓋ここにあるはず
銀色の月の滴の形したベンチに座る 靴がぶつかる
もう少しこの小節に居た
2018年に詠んだ短歌を抜粋してみた
今年詠んだものから半分くらいの100首くらいを置いておきます。
薄雪はまだ踏まれずに側道の消火栓の蓋ここにあるはず
真夜中の赤信号を徐行してドクターカーは右折していく
食堂に鳴り渡るカノン 飲みかけのコーヒーたちの湯気を残して
室長が両手で7とサインする鳴りつづけてる通報の音
指令台にヘッドセットを挿せばすぐ[受付]ランプが点灯 押下
「火事ですか救急ですか」「事故みたいバイクの人が・