HSS型HSPが今日からできる!心を軽くする思考の転換法
落ちる・・・落ちる、気分が落ちるってわかりますか。
HSS型HSPは日々、さまざまな思考に振り回されます。
複雑繊細極まりないこの気質、時にネガにはいると底なし沼。
一旦、落ちたらあがるまでコントロール不能状態。
でももし「また失敗した」と感じた時、その思考を変えられるとしたら?
あるんです、ここで紹介する「リフレーミング」という技術が。
簡単にいうと、思考のパターンをポジティブに変換し、心の負担を軽減する方法なんですけどね。
いやいや、そもそも簡単にあがらないから・・・。
そう思った方もいらっしゃると思いますが、一度試してみる価値はあります。だって、ネガに沼るのは本当に嫌だから。
ネガな思考をどうポジなものへと変えていくか、今回はそんな方法を紐解いてシェアしようと意気込んで書きます。
ネガティブな思考をとらえ直すリフレーミング
ネガティブな思考をとらえ直すリフレーミング"またダメだった…"その思考、変えられるかもしれません。
ネガティブな沼への入り口は小さなきっかけなんですよね。思ったようにいかなかったり、失敗した?と感じたり、これは無理かもって感じたとき。
ここで過剰センサーが動き出して小さなことを、巨大な滝から落ちた時のように感じてしまう。
内面こじらせすぎでしょ。
後で振り返ると、さほどでもないことなのにもかかわらず、もうその場にいられない、このまま続けられない。そんな風に自分を追い込んでいってしまう。
なんとも厄介極まりないわけです。
20代の頃、職場で初めて大きな発注ごとを任されて、やる気満々だったのに、桁数を破格に少なく発注してこっぴどく怒られました。
こうなったらやる気満々逆転現象です。
次もまた失敗するかも、もう仕事を任せてもらえないかも、もう信頼なんてしてもらえないかも・・・かもの大群が押し寄せます。
でもね、よくよく考えると多すぎたわけでもなくて、後から追加発注することで問題なく仕事を進めることができたんです。
自分が落ちた穴をジブンで広げてるんです。
リフレーミングを使えば、こういう経験をうまく成長だと捉えることができるようになれるんです。
リフレーミングとは、ネガティブな状況や問題をポジティブな機会や学習の場として再解釈し、感じ方や対応の仕方を変えることなんです。
簡単にいうと、物事の見方を違う視点からみてみる。
失敗した!と捉えているのはジブンなんですよね。正直、100%うまくいくことなんてないって知ってるのに、自己評価をとことんどん底に落としてしまってる。
性格だからと思わずにちょっと捉え方を変える。練習次第でポジに変換できてしまいます。ほんと、これはやってみる価値あります。
内面こじらせグセを治す使えるテクニック
思考をシフトさせる小さなステップやってみるか!
本心をいうと、こういう心理テクニックがあるのは知ってたし、実際にコーチングやカウンセリングで使われているのもわかってた。
いざ!自分に効くのか?という疑問。
結論!いや、これって自分をわかってる、知ってるつもりだったらできない。だから自分分析の一歩だとも感じたんですよね。
やってみて目から鱗が落ちました。
自分の思考パターンって知ってますか。日記をつけている人だと気づけるかもしれないけど、そうでなければ案外気づいてないです。
感情なんてその時どきでコロコロ変わって掴みきれないものです。
自分のネガ思考パターンを知ると、自分がどうやってネガに入っていくのか、その時どのような思考でいるのかがわかるんです。先読みできてしまう。
まずは数週間でも数ヶ月でもいいから、決めてラフな日記をつけてみる。これね、その日言葉にならないモヤっとした感情や考えを書き出す作業だけど、割とスッキリできる。
この期間中の日記を後で読み返すと、どんなことが起こってどんな感情になった時に過剰センサーが動き出すポイントがわかるんですよね。
これが分かればしめたもの!
その時の考えをクルッと違う発想に理屈抜きで変えてしまう。例えば「何やってもうまくいかない」と考えるより「アレとあれはうまくいったな、出来高50%か」って具合に。
「後の50%はこれとアレを前もって準備すればOKだ」
と発想がネガからゼロまでもってこれます。次のアプローチを考える思考に切り替えて集中してる部分を未来に変えるんです。
頭の中を渦巻く考えを、次に向ける。あれこれ考えずに。
長年リーマンをやってきたけど、実際にやってみないと物事はうまくはなれないもの。怒られずにやってこれた、一発で大成功なんて”天才”かって!
このプロセスを繰り返していると、自然と思考のクセが減っていって、日々の小さな出来事からもポジティブな面を見出せるようになります。
心の変化を感じるリフレーミングの効果
"こんなに違うの?"リフレーミングで見える世界の変わりようったら。
一番感じた効果といえば、ストレスが減りました。
あの重苦しい気分、光のない道をトボトボと歩いている自分を俯瞰でみたり。勝手な想像でもうこの場所にはいられない・・・なんて考えてしまったり。
いや、それ誰にも言われてませんから。
自分だけじゃなく、皆それなりにしくじってます。見えたり聞こえてないだけでね。
「ま、いいっか」
この気持ちで乗り越えてるんですよ。失敗から学んで次に活かすなんて皆やってること。
ストレスを自分から作り出してしまう”クセ”をなくすだけの話なんです。新しいことに挑戦すれば失敗も失態も泣きもありますって。
そこにフォーカスするより、この経験を次どう活かしてやろうか・・・って考える習慣を作ってしまう。集中するのは終わったことより未来に向ける。
この気質の一番の宝物はね、痛い思いをした経験は同じ境遇や状況にある人に寄り添える。感受性が敏感だからこそ得られるものがある。心、寛容さ、人徳が手に入る。これ、大きいでしょ?
いずれ、今あるステータスってなくなるんです。会社での役職やポジションとか、そういうものは年齢を重ねれば退職一つでなくなります。
今いる友達も変わるだろうし、自分もどんどん変化しますよ。
住む世界が想像以上に変わる。そこで何が残るかっていうと、人として・・・の部分なんですよね。
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