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 昨日は母と姉から就活ちゃんとやっているのかと詰られ、鬱な気分になって何もやる気が起こらなくなっていたが、今朝に母にその態度を謝り、再びしっかり自分のやるべきことをやるようにした。

 今日は午前中はTOEICの勉強をし、午後は昼寝、弟の陸上の指導、ピアノの練習、そしてインターン探しをしていた。

 昨日はとある企業の社長さんとご面会させていただいた。就活をしている中でご厚意をいただき、またアドバイスもいただいた。就活はとにかく人とのつながりが大切であるとのこと。OB訪問をして顔や名前を覚えてもらわないと、倍率数十倍の就職では、書類で良いことを書いていても通れないという。「公正な選考をした結果——」とどこの企業もお祈りメールで書いてくるが、そんなことはない。実際、顔が知っている人の方が安心して仕事を任せられるし、余程のスキルをすでに持ち併せていないと、どこの馬の骨かも知れない人間よりも、顔と態度と性格を知っていて信頼できる人間のESの方が説得力がある。もう選考は今から始まっていると伺った。自分は名の知れた大学に行き、体育会で表舞台で活躍した。そんな私は、普通にやっていれば人脈形成は誰よりも有利になるし、それが結果として就活にも有利になっていく筈だが、それを生かさないのはもったいないと仰っていた。

 以前どこかで、大学はネームバリューを獲得するための就職予備校でしかないといつしか聞き世の中の理に絶望していた。だが今回の話には説得力があり、自分の活躍の機会はコネから始まると聞いた時はその現実を受け入れて、とにかくその文化に則ってみてからではないと、自分の人生に活路は見出せないと気づいた。

 その社長さんに横浜のお菓子を差し入れたら、何倍以上の価値のある返礼品をいただいた。それらを見て申し訳なさを強く持ったが、せっかくのご厚意なので頂くことにした。それほど期待されていると感じ、就活のモチベーションに繋がる。

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