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「かもめ食堂」を観て、罪悪感から解放された話

初めまして。
今日から新しくnoteを始めます、あましおです!

簡単に自己紹介

ちょうど1週間後に30歳を迎えるので、今日から20代ラストウィーク突入しました!
新卒から6年ほどweb広告やデータベースマーケの仕事をし、去年からベンチャー企業で食品関連の新規事業の立ち上げに携わっています。
去年あたりから働き方を変えたいなーと思っていたので、思い切って5月から会社員を辞めてフリーランスになりました。
せっかく自由な時間が増えたので、書くことに挑戦してみようと思い立ち今に至ります。

好きなこと・ものは、銭湯、サウナ、映画、旅行、K-POP、アイドル、、お酒は焼酎お茶割が好みです。

ここからが本題

いきなりですが、ここ最近ずっと疲労感が抜けません。何かというと、罪悪感疲れです。
私の最近の自粛生活は大抵、

家でのんびり仕事をして、自炊して、時にはUber Eatsを頼み、好きな映画やドラマを見て、たまにオンライン飲み会をして、筋トレして、好きな曲かけて踊り、長風呂して、寝る

こんな感じ。一見平和で疲労とかけ離れた1日なのですが、だからこそとてつもなく罪悪感を抱いてしまうのです。

最近SNSやテレビに目を向けると、
「この状況だからこそやるべき●●」「新しいサービスの企画考案」「afterコロナやwithコロナ時代のあれこれ」「●●チャレンジ」の数々。
この時期をプラスに変えようと努力している人たちと、自粛に甘んじて緩やかに過ごし、何も生まない私の1日を比べては凹む日々。
ま、そんなこと言いつつ今日も同じような1日になるんだろうな。

先日、映画「かもめ食堂」を観た

簡単に映画をご紹介すると…

群ようこの書下ろし小説を荻上直子監督で映画化。
フィンランドの首都ヘルシンキの街角でオープンした小さな食堂を舞台に、3人の日本人女性が繰り広げる穏やかな日常を綴ったドラマ。出演は小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ。

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数年前、ヘルシンキに向かう飛行機の中でいちど鑑賞し、その時は「のんびりした世界だな~」くらいにしか思っていませんでした。
でも今改めて見返したら、私が今求めてるほとんどのものが詰まってました。

あ、これだけでいいんだ

「かもめ食堂」に漂う空気はとても静かでシンプル。余計なものが削ぎ落されてるからこそ、生きる上で(私にとって)大切にすべき要素がよく見えました。
なんかこう、
あれこれ頑張ろうとしなくていい。
成功しなきゃ、成長しなきゃって思い詰めなくて良い。
毎日、好きに「生活」すれば良いじゃない。

そう言われてるようで、何も生み出さない毎日を過ごしていた罪悪感がすーっと薄まっていきました。
そうだよ、それで良いんだよ。大事なのは自分の生き心地良さじゃないか。

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「かもめ食堂」から学んだ、"これだけは満たしながら30代過ごしたい"4つのこと

最後に備忘録(というより決意表明?)として、映画を通して再認識した、生活の中で大事にしたいことを残します。来月以降、息苦しくなったら定期的に見返してよね、未来の私!

①美味しいご飯を食べること
かもめ食堂には、それはそれは美味しそうなご飯が登場します。おにぎり、焼き鮭、シナモンロールなど、画面から良い匂いが漏れ出てきそう。自分で作っても誰かに作ってもらっても良い。心から「うん、美味しい」と思えるご飯を毎日食べよう。一人でも、誰かとでも。

②音に耳を傾けること
映画を見ていて気付いたのは、魚を焼く音、とんかつを切る音、食器の音、鳥の鳴き声、風で木々が揺れる音、、生活の中に溢れる心地良い音たちの存在。普段、スマホやテレビの画面にくぎ付けになっていると、なかなか耳に入ってこないんだなとハッとしました。こういう音に耳を傾けられる余裕を持ちたいな。

③やりたくないことは、できるだけ遠ざけること
「好きに生きる」的な説法は散々聞いてきたけど、小林聡美演じるサチエがさらっと言った「やりたくないことをやらないだけ」が数日経ってもじわじわ響いてきます。「気分があがらない服は着ない」「参加したくない飲み会は断る」とか、小さいことから変えていこう。

④人との距離感を誤らないこと
人生のステージが変わる世代、人間関係の変化に悩むこともあります。人に依存しない、でも関係を疎かにしない、お互い自立した上での親密さを大事に。職場でも友人でも恋人でも家族でも、程よい距離感で居れたら良いな。

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なんだか未来の自分への手紙みたいな締めくくりになってしまいました。思い通りに書けるようになるにはまだまだ時間かかりそうです。
映画(特に邦画)を見るのが好きなので、今後は映画を見て感じたことや、その他自分の気持ちに従って綴っていこと思います。
どうぞよろしくお願いします!

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