『てんくう光』

透明な窓
透けるカーテン
ガラスの瓶
プールの中


フィルターのような様々なものを通して
捉える  光の形・色・存在。

そしてその光をなぜだかいつも
心地よく感じます。


夏の太陽のようにギラギラ照りつけ、光る姿も魅力的ですが

ある一つのものを通して見える
光の姿に魅せられてしまう。


そんな光についての散文です。


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『てんくう光』
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光が直接当たるよりも

何かひとつ
半透明 
透けてしまうくらいの
不安定なものが

わたしたちの間に存在して


かざすことで見える 

きれいな、あやうさ
いろや空間、触り心地を変えたひかりを

それぞれのもとに注がせたい
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