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組織文化を良くするために大切な行動~HRライブ2023・Day1より

僕は昨日(2023年10月12日)は、株式会社NOKIOO主催の『HRライブ2023』に出演しました。その所感を、取り急ぎ手短に共有します!
(今日はこれから豊橋市で企業間越境&共創)

HRライブ2023はこんなイベントです↓
オンライン開催ですが、昨日の初回(Day1)のみ、浜松会場とオンラインでのハイブリッド開催でした。会場30名、オンライン60名~70名。およそ100名が参加する大変熱気あるイベントになりました。

キーコンセプトは「ビジョンでチームを動かす」。Day1のテーマは「ビジョン × 成果 」チームのパフォーマンスを最大化するビジョン設計のヒント。

株式会社パラドックスの執行役員 鈴木祐介さんと、NOKIOO取締役の小田木朝子さん、沢渡の3名でトークライブ形式でトークセッションと、QAセッションをおこないました。

お伝えしたいことはたくさんあるのですが、ここでは僕が発したメッセージのうち参加者の皆さんの反響が特に大きかった(と僕が感じた)ものを2点紹介します(3点目は昨日はお話ししなかった追記です)。


1.組織の行動習慣を「惰性」と「志(こころざし)」に分解しよう

その組織であたりまえに行われている慣習や行動習慣(例:朝礼、会議など)、思考習慣。中にはビジョン・ミッション・バリューなどの組織の理念と乖離してしまっているもの、目的とはズレて「仕事ごっこ」化してしまっているものもあるでしょう。これらはいわば惰性の行動習慣です。
一方で、志(こころざし)、すなわち意思をもって行っているものもあります。これらは志の行動習慣です。
とはいえ、環境変化やメンバー個々の事情や背景やライフステージ(ライフスタイル)などに応じて変化させていかなければならないものもあるはずです。

組織の慣習や行動習慣を「惰性」と「志」に分解し、やめること、改善すること、続けることを決めていきましょう。

試しにまず1回、できれば年1回くらい
は組織のメンバーで、組織カルチャーの振り返りも兼ねて議論してみてください。

2.「シェアード・リーダーシップ」

シェアード・リーダーシップとは、1人のマネージャーやリーダーがすべて意思決定およびマネジメントするのではなく、チームで分担・共創してリーダーシップやマネジメントを機能させるマネジメントスタイルです。
権限の再設計、権限移譲、マネジメントスタイルやコミュニケーションスタイルそのものの見直しが必要
です。

VUCAの時代、1人のマネージャーやリーダーが答えを持っている領域や分野は限られます。マネージャーやリーダーとて全知全能ではありません、にんげんだもの。シェアード・リーダーシップは、マネジメントを有効かつ健全に機能させる上でもきわめて重要な考え方と言えます。

※ちなみに「にんげんだもの」に向き合い、仕組みと仕掛けや共創でもって(NOT 気合・根性・長時間労働)ものごとを解決する行為を、僕はマネジメントと呼んでいます。

3.組織文化を良くするための3つの思考

ええと、豊橋への移動時間が迫って詳しく書く時間がいよいよなくなってきたので来たので手短に(苦笑)

(1)目的思考
(2)アップデート思考
(3)越境思考

この3つの思考が備わりかつ実践している組織は、組織文化が健全化しつづけるサイクルが回っていると僕は実感しています。
詳しくは、講演などでじっくりお話ししますのでお声がけください。
組織変革Lab』(後述)でも、じっくりたっぷりしつこくお話しします!

よい組織文化、地域文化、越境と共創を軸に創っていきましょう!

『HRライブ2023』は10月20日にはDay2が、10月25日にはDay3が、それぞれオンラインで開催されます。ふるってご参加ください!

以下、僕(たち)が提供している組織開発、組織変革に関するプログラムと参考書籍です。