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いるてとの3カ条♪

介護の資格をとって早10年。学生の頃からボランティアで老人ホームに慰問に出掛けたり、病院のボランティアスタッフを体験したり、子どもの頃から «ケア» に興味をもっていたんだなぁと感じます。

«ケア» を追求したい♪
終わりなき旅の様です。

2023年4月にオープンする定期巡回随時対応型訪問介護看護の事業所で大事にしたい3か条ができました😆💕

その3か条をじっくりご紹介します〜✨

①おばあちゃんちに行くように仕事する

仕事の人に堅い感じで訪問してもらうのと、温かい自然体の人が訪問してくれるのとどちらがいいでしょうか。一方でその人が素人でないなら、さらに安心しませんか。

はじめて訪問で全く知らない利用者様のお宅へ出掛けるようになったのは22、3歳の頃だったと思います。(知人のご家族の介護は10代の頃から手伝わせて頂いていました)
ドキドキ不安な私を暖かく迎え容れてくれたのはご利用者様でした。身体を自分の意志で動かすことのできない難病を患うその方の手となり足となり、お手伝いできることが嬉しくて、また来ますね!と言って帰るその瞬間、またおばあちゃんちにやってくるような、そんな感覚を覚えたものでした。
ご利用者様から学ぶ一つ一つが糧となり、介護士としての技量も心構えも培われていくものなんだと知ったのはすでにこのときに始まるかもしれません。

②いざって時は頼りにしてください

緊急時や困った時には呼んでください。私たちは駆け付けることができます。ご状態によって、訪問頻度や支援内容についても柔軟に応じていきます。

24時間365日の安心を守ること。それは生まれたときから私の人生に強いられた宿命かもしれません(笑)😂私の生まれる前から24時間365日在宅医療に奮闘してきた父は、夜、夜中も土日祝日も関係なく、救急で呼ばれると患者さんのお宅へ飛んでゆくのでした。休みの日に家族で出掛けていても、緊急往診に呼ばれたら、そこで遊びは終わり、家族みんなで協力したものです。

こんなエピソードを聞いたこともあります。

ある日の明け方緊急往診に呼ばれてご自宅へ伺うと、ベットから転倒したご主人と、慌てふためく奥さん。老老介護のご夫婦でした。医師である父は聴診器くらいは出したかもしれませんが、とにかくご主人をベットに戻し、事なきを得て帰宅。夜中の緊急コールはこのようなちょっとした転倒でも呼ばれてしまうんですね。医師ひとりでは負担が大きすぎ、賄いきれない。24時間365日いつでも連絡がつく、そのような体制が地域になくては、最期まで地域で暮らすことは実現できないのです。

24時間365日を担う介護保険制度、『定期巡回随時対応型訪問介護看護』ができたのは2012年と、意外と最近なんですね。制度が施行されてもなかなか全国的に定着していかず、三鷹市には1事業所しかないと聞いています。
地域での豊かな暮らしを最期まで実現するには、医師や看護師だけではなく、介護職も含めて地域全体でそれを支えていく必要があるのだと考えて、また私もその宿命を受け入れて(笑)、24時間365日緊急時も含めていつでも対応できる事業所をつくります♪

③まちごと、地域ごと、まちづくり視点

最期まで安心して暮らせるよう、医療や介護事業者などと連携を図ります。さらには地域で活動するあらゆる分野の方と繋がり、まちづくり視点で動きます。

ぬくもりある豊かな暮らし。。。
昔むかし、そんな幸せな豊かな暮らしを人々は経験してきたはずだと、魂の記憶を辿ります。

分断され、孤立しやすい現代社会に生きるわたしたちは、人との心の繋がりを程度の差はあれどこかで切望して生きているのが常ではないでしょうか?

人生の最後に側に誰も居ない、そんな自分を想像すると怖くて生きていけないと恐怖に震える感覚が子供の頃からありました。支え合い助け合い暮らす仲間と共にある人生の延長に最期があれば、不安を感じず生きていけます。人の暮らしは連続的なもの。一方で医療や介護は人の最後のときを切りとり、ある意味部分的に関わることの多い仕事でもあります。連続的な暮らしの中に溶け込むように医療と介護が位置づけば、そのためには暮らしに関わるあらゆる地域資源と繋がりネットワークを広げていければ、最期まで安心できる豊かな暮らしを再び私たちの手に取り戻すことができるのではないでしょうか?


さて、最後に、
想いをひとつに、一緒に働いてくださる方を募集しています✨
共感し、一緒に働きたいと感じてくださる方と出会えることを楽しみにしています!

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