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「餅は餅屋」って、真理だと思う。

※10分間で書く、下書き・推敲なしのぶっつけ本番エッセイ。毎日更新9日目※

ドイツで淡々と結婚式の準備を進めております。面倒臭い!

というのも、日本には「式場」なるものがあるので、基本的にそことの打ち合わせになります。式場選びや選んでからもいろいろと決めることはあるけれど、決めること自体は向こうが案内してくれる。

でもドイツはそういう形式の「式場」がないので、基本全部自分手配。カメラマン、ヘアメイク、花束、ドレス、招待状、レストランの予約……全部自力。しかもそれを別々に、同時並行でやらなきゃいけない。

フットワークが漬物石のように重いわたしは、いろんなところに行って準備を楽しむアクティブさなどなく、正直うんざりぎみです。

で、やっぱり「餅は餅屋だな」という結論に。

ウェディングドレスって、いっぱいあるじゃないですか。正直、どれがいいとか、似合うとか、よくわかんないんです。だからもう、予算言って、ドレス屋の方に候補をもってきてもらって、そこから選びました。30分で5着くらい着て、後日改めて3着着て、それで決定。ものの1時間。

靴も、靴屋をめぐったけれどいいのがなかったので、そのお店で売っている「安くてドレスに合うものください」で解決。

「アクセサリーかぁ……。見繕ってください。安く!」と言ったら、ネックレスとピアスセットで50ユーロとたいへんお得なセットをつけてくれました。

花束も、予算を言って、丸投げです。あ、大きさとか、色の好みくらいは伝えたけれど。お花はぜんぜん詳しくないので、いろいろ指定しておかしくなってもイヤだし、きれいならなんでもいいっすって感じ。

カメラマン、ヘアメイク、レストランとの打ち合わせはまだだけど、基本的に予算と好みを伝えておまかせでいいかなぁと思ってます。

やっぱり、本職の人は、ちゃんといいものつくってくれるでしょうから。あんまりわからないのに、希望だけつめこんでも、全体としてうまくまとまるか微妙だしね。

わたしは美容院でもこんな感じで、美容師さんに「適当に」「おまかせで」「じゃあそれで」と言います。プロに任せたほうがいい! 自分がくわしくない限り! こだわりなんてない!!

そう考えると、「餅は餅屋」って言い出した人、天才だよね。天才だよ。

ことわざってすごくスマートでユーモアがあってわかりやすく、それでいて印象に残る言い回しが多い。だからこそ後世に残ってるんだろうとはいえ、最初に生み出した人はすごいなぁ、なんて思うのです。

というわけで、今日はヘアメイクさんに連絡しなくては……。こういう事務仕事、とっても嫌い!! やっぱりわたし、ひとりで作業する系のほうが向いてるんだなぁ……としみじみ思いましたです。はい。

それじゃあ、またあしたね。

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