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馬を水辺まで連れてきても水を飲ますことはできないのか?

「馬を水辺まで連れてきても水を飲ますことはできない」

これはイギリスのことわざみたいです。

実際に私は新卒の頃に当時の上司から

言われたことがあります。

これはチャンスや情報を与えても

やるか

やらないかは

本人次第だ

という意味です。

当時何故これをいわれたのか、

どういうタイミングだったかは

覚えていませんが、

やる気が無いように

写っていたのかもしれません。

一聞(一見)すると

なるほどな

って思うんですが、

本当にそうでしょうか?

おそらく納得していないから

今も覚えているのだと思います。

まず、これをいう人って

だいたい上から目線ですよね?

「俺(私)はチャンスや情報を与えた

でも、やらなかったのはお前のせいだ

「だから俺は悪くない。悪いのはお前だ」

そんなニュアンスが響いてきます。

無責任な発言です。

そもそも

その馬は喉が乾いていたのでしょうか?

喉が乾いていない

もしくは水でお腹がタプタプな状態で

連れて来られても

飲むはずがありません。

むしろ拷問です、、

水辺に押さえつけられても飲まないでしょう

つまり、情報やチャンスを与えるタイミングが適切だったのか?

提供する側が考える必要があります

2つ目に

その水辺は美味しそうな水辺なのでしょうか?

もしかしたら濁った水辺だったり

菌が繁殖しているような

汚い水辺だったかもしれません

これはチャンスや情報自体の価値にあたります。

本当に相手にとって魅力的だったのでしょうか?

これも重要です。

3つ目説得の仕方はどうだったのでしょうか?

馬には説得はできませんが、

人間にはできます。

その人が行動したくなるような

もしくは

行動しないといけないと

思えるような説得や

コミュニーケーションはあったのでしょうか?

例えば

今は喉が乾いていなくても

今飲んでおかないとこれから3日は水辺がない場所に行くので飲んでおけ

と言われたら、

危機感から飲む確率は上がります。

例えば、 

この水は美容と健康にとてもいいんだ

飲んだ人がみんな健康になって

体の不調がなくなってお肌スベスベの

ピカピカになって、なぜか飲んだら痩せるんだ

しかも運が良くなるみたいだ

というふうに言われたら

お腹いっぱいでも飲みたいはずです。

おわかりの様に

これは上司、部下だけでなく

お客様に対しても言えることです。

営業マンが

お客様に情報提供したけど買うか買わないかはお客様次第です。

と言ったらどう感じますか?

あなたがその営業の上司でそう

報告されたら、

なんと

無責任な!

と思うのでは?

私はそんな発言したくないです。

なぜ買ってくれなかったのか?

原因を分析し

自分の成長に繋げたいです。

だいたいこの発言をする人は

上の3つの可能性を検討せず

この発言をする傾向にあります。

マーケティングや

営業マンの存在価値の否定ですね、、

相手を知って

ニーズとウォンツを把握しましょう!



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