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命の輝きへ私は私を置いて船を漕ぐ

私は死へと進み
命は生へと輝き
私は懸命に
薬の舵
優しさの波
助けをかり
命の輝きへ
私の船を漕ぐ
私よ
さようなら
それでも私を愛してる
あなたを置いて行く事許して
最後には
きっと連れに戻るから
私は
命の輝きへと漕ぐ

希死念慮ずっと私にはあった。その後色々な出来事による精神的なショックや遺伝子的?双極性障害など精神的な辛い思いをして過ごす事になった。

私の命は私と反対のベクトルで生き。私は私の狭間でいつも苦しかった。そして死への願望は高まる。そして、病名が付く。

精神科医なら、この苦しみを嘘の様に、魔法使いの様に治せると信じんていた10代。医者やカウンセラーが私に関わる事が出来たのは外側だった時の絶望は悲しかった。他力本願だったのだ。

医者は薬と病気の関係に詳しく教えてくれる。しかし、飲んでどう自分が変化し、どう生きやすく、どの量が適性か感覚を研ぎ澄ませ自分がお医者様と治してゆく。お医者様はお薬を出して私を助けてくれる人だ。

カウンセラーは話を聞いてくれる。私が当たったカウンセラーさんだけなのかも知れないけれど、聞くのみだった。独り言を言いながら私は私の中を整理した、それがカウンセラーの部屋だった。私は次第にカウンセリングはやめて、ノートへ自問自答を書く自己カウンセリングしかしなくなってしまった。本当に私にとってはいるだけだったカウンセラー。私には良く解らなかった…。

私が病院から欲しかった物は、こたえそれだけ。そして、嘘の様にこの病気が消え治ること。それを求めて行った病院だった。

私の人生を、この病気と上手く付き合うための、助っ人が病院だ。社会の中で有利になる様な、行政的処置など私の外側を助けて支えて下さる。

私は私の病気と生きる。手を切る事は叶わなかったけれど、それでも生きていける術を先生、カウンセラーさん、ケースワーカーさん、家族に大きく守られて生きている。

私は私に勝つ、命の輝きの方へ、私の船を懸命に漕ぐ。薬の舵に周りの波の助けを借りて命の方へ船を漕ぐ。

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