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【エッセイ】潮干狩りをするのが辛い男

潮干狩りに行く。
みんなで。
ホッとする。

「みんなで」という一言にホッとする。
潮干狩り趣味じゃない自分にとっては、一人で潮干狩りに行くのは大冒険だ。
富士山を登るとか、スキューバダイビングとか、そういった思い切った大変な事よりも、よっぽど大冒険だ。
意味のわからない行為だからだ。
潮干狩りが好きな人は、一人で行くのが楽しいと思われる。
そうじゃない、僕が一人で潮干狩りに行くのは、意味のわからない行為だ。
こういった、意味のわからない行為を、あえてわざとしにいく、という、一周した楽しみ方もある。
潮干狩りをしながら「僕いま何しちゃってんだろー、あはは」といった奴である。
しかし、それは、その想像をすれば、もう、終了、おしまいだ。
わざわざその楽しみ方の為に体を起こして道具を用意して電車に乗るのは一苦労だ。狂気の沙汰だ。
だから、潮干狩りほど、二人以上でやるのに適した物はない。断言する。
潮干狩りはみんなでやれ!!!!
ただし、人数が多すぎると、カニ集団みたいになるから気を付けろ!!!!!
以上、潮干狩りをするのが辛い男でした。クリスマス前に何書いてんねん。


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