【エッセイ】しりとりをしない縛りのしりとり
しりとり。
子供の頃からお馴染み過ぎる遊びだ。
12歳も超えると、ただしりとりをしても退屈で、5文字以上縛りしりとりやら、ゲームのキャラクター縛りしりとりやら、様々な縛りを使ってしりとりをしはじめる。
更に大人になり、今の僕のような年齢になると、最早しりとりをしてはいけない縛りのしりとりをしてみたくなる。
今からしりとりしない縛りのしりとりをしよう!
わかった!
そして、何日後か、何ヶ月後か、何年後か。いつか、別の機会にしりとりを誰かとした時に、そのしりとりしない縛りしりとりの負けになるのだ。
時空を超えるしりとり。
気付かぬ内に、勝っているかもしれない、しりとり。
しりとりの極限がここにある。
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