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【詩】寄りかからず

瞳に寄りかかったラブソングを書くよ
瞳に映る君 綺麗な瞳を閉じる君の横顔
朝起きたらまだ瞳が夢の中な君の横顔

そんなラブソングを君に聴かせたら
瞳を整形済みな私への当て付けなのと 強く怒った


心に寄りかかったラブソングを書くよ
心の中がきらめいて
心の底から君が好き
破裂した僕の心を君の心で埋めてほしい

そんなラブソングを聴かせたら
いつも何もしてくれないじゃん
そんなに好きならご飯奢ってよ
デートの計画たまにはちゃんと立てろよって 強く怒った


寄りかからず
寄りかからず
僕が何かに寄りかかったら君は怒るから
寄りかからず
寄りかからず
僕が君に寄りかかったら君は怒るんだ
でも僕が君にさえも寄りかからなかったら
僕の瞳は閉ざされ 心は消えていく


そう言ったら君は怒って部屋を出た
でもこれは寄りかからず待ってても戻ってくるやつだ
そんな寄りかからない時間が僕は嬉しいんだ

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