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【詩】命が腐る尊さ弁当でピクニックした君の変顔

損失の葉
右腕の優しさ
悲しみの小鳥
手品の跡

利益の夢
左腕の病み
喜びの龍
本音の未来

筒抜けになった君の頭にピストルを当てて声でドンと言う時の君の表情は悶えていないと嫌いだから僕は旅をしてきた日本を2周ね
底が抜けたブーツを針で再結集させて履いた時目から涙が出た理由を君にだけ教えてあげようと思ったけれどもう眠いからもう永遠に言わないね
無限大のカミソリが無限大のキツツキに無限大キスさせる無限大の君と無限大の僕
ほらね、普通ってここには無いでしょ
馬鹿みたいに笑うのが大嫌いでしかないから泣き叫ぶ日があってもいいでしょ空は夜になるなんて当たり前すぎて右になれ朝昼右朝昼右そうやって移動して日本はアメリカまで向かうんだ
ずっとズボンが無いしTシャツは部屋干しだし原宿の中にある渋谷で遊ぶのは新宿よりも尊いねだから本当の事を言うとねつまらないんだ何もかも全て
君は楽しい?
僕はつまらないんだ全て
君は悲しい?
僕はつまらないんだ全て
君の悲しさが負の感情が
羨ましいんだ全て
僕は君に殺されたくて唾を吐かれたくて足で踏まれたくてそれでそれでそれで夢から覚ましてほしいな寝て見る夢で君が登場した瞬間毎回目が覚めるんだ君との夢しか見たくないのにねいじわるだな君は
ほら
命が腐る尊さと
大嫌いなピクニックに
挟まれた君の顔
変顔してるつもりないと思うけど一番の変顔さ笑っちゃうよ笑っちゃうよつまらないなつまらないな
世界は傾いて君は僕の元へ滑り落ちる
だからね
一緒に漕ごうよ
二人だけのブランコ
空は君と僕の為だけに汚い

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