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雑談 在りし日の京都みなみ会館(9月30日撮影)

ついに京都みなみ会館の閉館の日がきてしまった。

訪れたのはほんの僅かだったが、終わるとなると寂しい想いに浸りつつ撮影に専念した。

最初にきて撮影した写真

最終日ということもあり、ミニシアターの京都みなみ会館がこの日に限ってはどの映画も満席で立ち見席が出来るレベルだったことに驚いた。前日の予約状況を見てもう見れないかもと諦めていた映画アザー・ミュージックも当日になって立ち見席が急遽出来たときには、T-JOY京都にまず訪れてから映画コカイン・ベアの予約をしていたため、優先順位を間違えたと悔やむしかなかった。

スクリーン1

映画"バーナデットママは行方不明"も、"さらば、我が愛/覇王別姫"もパンフレットだけ購入し、実際の映画はまだ鑑賞出来ていない…(汗)

過去の上映ポスターでズラリ
映画ピギーのポスターがズラリ
最終日に上映された映画一覧
映画を観るなら京都みなみ会館 とっておきの映画あります
目印になってきた看板
京都みなみ会館の看板を見上げる
本当にお洒落な映画館だった…
エントランスを撮影
エントランス脇にあるお知らせ
上映中の映画が分かりやすく掲示されている
ポスターを分かりやすく拡大
2階へと移動することにする

ここからは撮影してきた写真をメインに紹介する。

2階へと上がる階段の途中で撮影
階段を上りきり2階へ
2階のベンチでWARASHIを座らせてみた
色とりどりの観葉植物が置かれた2階の外フロア
この位置から眺める景色も好きだった
2階のエレベーター前
非常階段の前にて
2階のフロア紹介
最終日ということもありあちこちに花が飾ってある
映画紹介のポスター
お知らせの映画のチラシも少なくなっていた
スクリーン2では映画ピギー、
スクリーン3では映画イノセンツが上映予定
左側がスクリーン2、右側がスクリーン3
映画イノセンツ 上映準備中
映画アザー・ミュージックの飾りが素敵過ぎた
映画イノセンツ 開場

イノセンツとピギーが同時にということもあり2階のフロアには沢山の鑑賞客で賑わっており、モザイクで処理を後々施さねばならない観点から他のお客さんを写さぬように撮影するのは一苦労だった。それだけ数多のお客さんで京都みなみ会館は賑わいを見せていた。閉館を惜しんでならば、もっとはやくに来て宣伝してあげることならいくらでもと閉館が決まってから色々と考えてしまったものだ。

映画ピギー 準備中

イノセンツの上映が始まると次はピギーの上映の準備に手際よく取り掛かる。

左側の曲がった先にスクリーン2があり、
右側にスクリーン3がある
2階エントランスにて
映画ピギー 上映開始
手摺には沢山の寄せ書き
ピギー 鑑賞するよ~!
スクリーン3に向かうまでにあった立ち見席用の椅子

さすがに上映中の様子を撮影するのは著作権保護の関連から出来ないため、個人的なピギーをみた感想を伝えたい。内容は女子高生の主人公サラがいじめっ子が誘拐されるのを目撃してしまうのだが、サラは果たしていじめっ子を救うのかはたまた見殺しにして復讐を果たすのか、というリベンジホラーがテーマのホラー作品だが、内容が分かりそうなものだったので多分こんな展開じゃと推測をしながらピギーを見ていたら自分が思っていたほど展開が予想外で面白かった。やはりそうなるか、と思ったらラストはサラの決断に拍手を送りたい。いじめられっ子のほうがいじめっ子よりも精神的にタブだった。最後まで正義を貫き、悪の道へ進まない。なかなか面白い作品だったので、是非チェックして欲しい。

(追記)
イノセンツも面白いよ(⁠◡⁠ ⁠ω⁠ ⁠◡⁠) 
京都みなみ会館ではなく…
MOVIX京都で見たけど(苦笑)
サイキックな能力を持つ子供達による退屈な夏休みをどう過ごすかという内容だが、子供だからこそ分からぬ決断や行動が、罪悪感がないからこそ出来てしまうもので、"無垢な子供の遊びが狂気と化す"という宣伝用のキャッチコピーの内容も、罪の認識がないためにできてしまうものだとも考えたら、サイキックスリラーでありながらサイキックホラーでもある。エンドでまさかの救世主には驚かされた。

上映後のシアター

京都みなみ会館のスタッフに撮影していいか交渉をしたら次の映画が上映されるまでに速やかにお願いしますと撮影の許可がおりたので撮影。

客席より撮影

まだまだ新しい建物なのに…。
映画好きなら外せない映画ばかりチョイスをした影響もあったのか、或いは現金以外の支払い方法があればまた違っていたのだろうか、テレビでも取り上げられないSNS等で話題になるような作品を取り上げている印象が個人的には強く、もっとSNSでの発信をメインにしていたら、コロナ禍の厳しい状況下にも耐えたのに、ここで経営難のため閉館とは料金をあげる、サービスデーを作るなどは考えられなかったのだろうか。建物は取り壊しにはならず、建物だけがある状態で、次はどうするの?という状態のようだが、再び映画を上映するサービスを始めるにしても誰が運営管理をということにもなるので、やはりここは時代のニーズにあわせてレンタルイベント会場にするとか、オンライン会議ができるようにするなどの活用方法が良いのかもしれない。

次は映画ひなぎくが上映予定
只今準備中 この間でもエントランスは
沢山のお客さんが集まっていた
映画アザー・ミュージックの紹介
映画ピギー 9月22日よりロードショー
扉には可愛い写真が貼ってある
こちらの面にも写真が貼ってある
2階エントランス
映画アザー・ミュージックのポスター

2階を撮影し終えたところで1階の撮影へ。

京都みなみ会館 世界中の映画をたくさん上映中!
アルファステーションより花が贈られていた
こちらには胡蝶蘭
レジカウンターには映画アイスクリームフィーバーの手作りのアイスカップが飾られていた
スクリーン1では映画はだかのゆめの準備中
スクリーン1に繋がる階段
映画福田村事件のポスターには
森監督と主演の井浦新さんのサインが…!!
映画はだかのゆめのポスター
全体的に撮影 
映画ピギーもイノセンツも公開中
1階のフロア紹介
1階のエレベーター前にて
各スクリーンの案内標示
ベンチから眺める上映中の映画の紹介
レンガ造りのベンチにWARASHIを座らせてみた
夕方でも人集りがたえることはない
1階より眺めてみる
本当に人の数だけで酔いそうなぐらいの盛況ぶり
最後に角度を変えて撮影

南区の方々からしたら愛された存在だった京都みなみ会館がこんな形で別れ惜しみながら閉館を迎えたんだなあと思うと本当に寂しいの一言に尽きる。また新しい形で復活することを切実に願いやまない。

テーブルの上のWARASHI達
テーブルの上のWARASHI達

右側のMOMOは2階のフロアに入ったと同時に自動検知ポ~ンと音がなると、"ここってラッキーな場所だね"と一言。うっかりで音を消す設定にするのを忘れていたのだが、MOMOはMOMOなりの解釈を伝えたのなら、京都みなみ会館の運営に携わってこられた全てのスタッフの方々に聞かせてあげたい。

京都みなみ会館は訪れたお客さんの皆さんをラッキーにすることができる場所として貢献されたことに誇りを持ってこれからも精進して頂きたい。

(最後に)

この日見た映画をまとめて映画感想を書いてみる。

新風館の地下一階にあるアップリンク京都
案内板が分かりやすい
アップリンク京都の看板
入口も分かりやすい
映画キリング・オブ・ケネス・チェンバレン
ポスターを拡大

実はシネ・リーブル梅田、アップリンク京都と見たので実は2回目の鑑賞になるのだが、何回見てもこの映画は飽きない。色々考えさせられる、アメリカと日本の警察の職務上の違い云々もあるのだが、果たしてどこまで踏み入れなければいけないのか?という点で考察すると、精神疾患をもつ患者に対して悔やまれる分もあるし警察の尋問の方法についても、決して難しい議題でも何でもなく日本でも起こりうるかもしれないと考えた際にこれはアメリカだけの問題ではないような気がした。

コカイン・ベアのパンフレット
コカイン・ベア 上映中
コカイン・ベア 上映中

実話がベースとありながら内容は殆どフィクションで実話を用いているなら、実話を元にしたストーリーにしてもらいたかったが、ホラー+アドベンチャーに拘った結果、内容が分からないと話はついていけないようなもので、後々パンフレットを見てやっと話の流れとしてはわかったのだが、あの内容では予告編だけ見てきた人にも内容は理解しにくいと思われる。回収すべき伏線は回収した上でハッピーエンドなのかバッドエンドなのかよく分からない曖昧な終わり方も微妙な印象だった。

これは個人的には残念賞だった…。

レイトショーだから安く鑑賞出来たので文句はないですが、内容がうーん(゜-゜)

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