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ドイツ留学準備の今後について

6月になりました。
緊急事態宣言は解除されましたが、音楽関係のイベントは6月も中止が決まっているものが多く、
夜のアルバイト先もちらほら営業再開しはじめましたが、かなりの時短営業です。
まだまだ「すっかり以前のペース」というわけにはいきそうにありません。
(果たしてそんな日は来るのでしょうか…?)

このnoteはもともと、ドイツ留学準備の記録を残したり、自分を鼓舞するために開設したのですが、
宮台先生の講演会を主催してから、すっかりそちらがメインになっていました。
初心に戻って、留学準備の話も書いていこうと思います。

どこまで書いたか忘れたから、少し遡って振り返ると、
4月初旬に、ドイツの大学に願書を提出しました。(インターネット上から)
当初の予定では、6月初旬に現地にて入試、受かれば10月から入学、という流れでしたが、
4月頭の時点で、世界の感染状況から、99%不可能だろうと予想していました。
それでも、とりあえず願書だけは出しておこう、やれることはやったと思えるように、という気持ちでした。

それからけっこうすぐに、大学の事務から連絡があり、願書を受け付けたことと、6月の試験は延期になります、時期等は4月末以降に連絡します、ということでした。
ドイツはロックダウンまっただ中でしたが、リモートワークで事務は動いていたみたいです。
入試の時期や、本当に受けられるかどうか確定してから、受験料を振込みしようと思って、とりあえず続報を待つことにしました。

そのあとすぐにバイト先が休業になり、完全無職状態になりました。
それからは、ゲーム三昧、映画三昧、昼夜逆転の自堕落な生活を一ヶ月以上…(^^;
入試のために練習もしなきゃと思いつつ、正直なところほとんど練習してませんでした。
唯一の外出予定は、週1回のドイツ語レッスンのみ。
ドイツ語の勉強だけは、コツコツ続けられました。亀の歩みですけれど。

そして5月20日、大学の事務から連絡がありました。
「6月中旬にビデオ審査で入試をします」という内容でした。
しかしどうやら、入試の課題曲が指定されている様子。
本来の入試は、自分でプログラムを考えて、願書で申告する形でしたので、私もそのつもりでプログラムを組んでいました。
つまり1ヶ月で、新しく課題曲を練習して、録画して提出しなければいけない、ということです。

ちょうどその直前に、リモートアンサンブルに初挑戦したのですが、
数分の演奏を録画するのってめちゃくちゃ大変で、(テイクいくつ撮ったかなって感じで)
聞き返すと自分の下手さにもげんなりするし、ただでさえ練習サボっていたから、余計に自信もなく…。
ビデオ審査なんて全然やりたくない、というのが正直な気持ちでした。

時を同じくして、日本でも緊急事態宣言が解除されつつあり、
世間は自粛解禁に浮き足立っている(?)ような感じもあったけれど、引きこもり生活が心地よかった私は、引きこもりの大義名分が奪われてしまう感覚になって、鬱々とした気分になってしまいました。
また働かなきゃいけないのか~、新しい仕事探さないといけないのか~、と思うたびにしんどくなって、
でも緊急事態宣言が解除されたのにゴロゴロしてる自分は許されない気がして、
落ち込むほど余計に動けなくなって、さらに落ち込むスパイラル…。
練習もできず、昼夜逆転して一日中寝ていたり、ゲームや映画に逃げたりして、ビデオ審査も全然気乗りがせず。
ただ逃げているだけなんじゃないか、今までもこれからも、こうやってずっと逃げ続ける人生なんじゃないかって、自分を責めたりしていました。

最近は時々鬱になっても回復がだいぶ早くなってきていたんだけど、今回はちょっと長引きました。約2週間弱かな。
いろいろ細かい原因が重なったのもあったけど。
ようやく29日くらいから、持ち直してきたところです。

それで、いつまでもうじうじ悩んでいてもしかたがないので、今後の方針を決めてしまうことにしました。
最善の方法かどうかは分かりません。やっぱり逃げなのかもって思いも、まだあります。
でも今は、少しでも気持ちが軽く明るく、前向きに考えられる方向に行こうと思います。

今後の方針は、
・今年は受験しません。ビデオ審査も提出しません。
 理由は、練習が追いついていないこと(これは自分の怠惰のせいなので猛省)、約2ヶ月の無収入&これからも減収見込みなので10月までに留学資金が間に合わないことです。
 もちろん、コロナの状況が読めない(秋までに安心できそうにない)というのも大きな理由のひとつです。

・来年10月に留学できるように(来年6月に試験を受けられるように)、練習とドイツ語の勉強をコツコツがんばります。
 8月にはドイツ語の語学試験を受けます。

・留学資金は、あと一年かけて余裕を持って貯金します。
 ただ、新しく昼職を探すのは、今は精神的負担が大きいので、しばらく夜のバイトだけでがんばってみようと思います。収入は減るので厳しいけど、節約しつつ。
 昼間の時間は、練習や勉強や映画に充てます。

本当は、勢いで行けるものなら行ってしまいたかったです。
先延ばしにすると、恐怖や不安の方がだんだん大きくなって、動けなくなってしまうので。
やるぞ、行くぞって気持ちを維持し続けるのが本当に苦手なんです。
もともと、試験に受からなくても、10月から最低1年はドイツに行くって思っていたくらいで。
来年になっても、コロナの状況がどうなっているか、まったく分からないので、蓋を開けてみたら今年と変わらないじゃん、ってなるかもしれないけど。
Memento mori的には、来年生きてるかどうか、今と同じようにドイツに行ける状態や環境かどうか、まったく分からないのだけど。
そうなったらそうなったときだ、という覚悟で。

単に「一年先延ばし」というのではなく、常に「今を充実させる」ことは意識していたいです。
未来のためだけに時間や資源を使うのではなく、今を生きる。
たとえそれがゲームだとしても、私が楽しめているならOKにしましょう。
結局は思い詰めたり責めたりするよりも、トータルで良い気分でいた方が、必要な行動が自然にできるんですよね。

鬱が明けると毎回同じところに落ち着くんですけど、鬱期間中はなかなか気づけないのが残念なところ。
でも、こうして書き記すことで、少しでも忘れないでいられたらなって思います。

コロナパンデミックによって人生設計や計画が狂ってしまった人は、私だけではないでしょう。
あらゆる国のあらゆる人々の人生に、大きな影響をきたしているし、もっと深刻な事態に陥ってしまった人もたくさんいると思います。
こうして一年後のことに思いを馳せられるだけでも、十分にしあわせな恵まれた状況なのかもしれません。
これからもMemento moriで、明日どうなっても後悔の少ないように、生きていこうと思います。

まずは昼夜逆転の矯正から…。
本当にこれ、どうしたらいいんでしょうね(^^;

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