日本人として恥ずかしいこと

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今回は技能実習生の評判についてお話します。

先日ベトナムの旅行中に技能実習生と会った件について記事を書いている最中に、この技能実習生制度についての評判が気になりました。タイに住んでいるので妻にその評判について聞いてみました。

この技能実習制度、東南アジアの若者の日本の技能習得を口実に、日本で奴隷のように働かされる制度だと自分は認識しています。

タイの情報サイトによると、数日ごとに異なる工場で作業を命じられたりしているそうです。日本の少ない労働力を補うために働いてるように感じます。

タイ人も実際、あまりいいものとは思っていないようですし、いい話も聞かないようです。

この制度で、現在ベトナム人が最も多く入国し貧困であるためか、日本でその犯罪率も際立っています。一部非常識な人もいることも確かですが、経済的理由での理解できる部分もあり、犯罪率も増加傾向にあるようです。

この制度については本当に心が痛みますし、日本に旅行したい、いい印象を持っている人たちが世界中にたくさんいるのにも関わらず、国際社会にこのような失態を晒していることにとても恥ずかしく感じました。

日本で、労働の辛さと犯罪を犯す隣り合わせのギリギリで生きていることを想像すると、心がすごく痛みます。

私達日本人は、国際社会的には勤勉で真面目に働くと評価されています。技能実習生が来日するに当たり、彼らなりの敬意を持っているとは思いますが、犯罪を犯すまで追い詰められるような環境で、労働させられる必要があるのでしょうか？

私達が、例えばワーキングホリデーに行くときにこのような情報があれば渡航はされるでしょうか？

日本の労働環境は国際的に見ても劣悪だと思いますし、近年日本で働く外国人が増えてそう思われ始めています。先進国なのに恥ずかしいです。
この制度のせいで、日本のことを悪く思う人が増えないことを祈るばかりです。