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乳がん検診

乳がん検診には
マンモグラフィーと超音波が用いられます
そのふたつの検診の違いを知って
自分にあった検診を受けて下さい

乳がんと言えば女性というイメージがありますが
男性にも乳がんは起こり得ますので
決して他人事と流してしまわないで下さい

マンモグラフィー

何といっても代表的なものはマンモグラフィー
乳房を2枚の板に挟んで圧縮し、X線で検査するもの

痛いというイメージが強く
敬遠している方もいるかも知れませんが
大事な検査ですのでぜひ、チャレンジしてほしいです

タイミングとしては生理前は乳腺が張り、乳房が硬くなっているので
痛みを感じやすいです
生理後の乳房が柔らかくなったタイミングで検査に行かれることをお勧めします

乳房が小さいということで敬遠されている方もいるかと思いますが
実はマンモグラフィーは男性にも使用されます

乳房のサイズに関わらず、マンモグラフィー検査できますので
安心して受診してみて下さい

マンモグラフィーで見つけられるもの

・しこり
・石灰化

マンモグラフィーでは乳腺が白く
脂肪は黒く写し出されます
しこりや石灰化も白い点として写し出されます
このコントラストを利用して診断されます

石灰化が見つかると不安に駆られると思いますが
石灰化=がん ではありません
加齢やケガ、手術痕、良性乳腺疾患でも認められます

乳がんの疑いの強いものとして判断されるのは
  乳頭に向かって石灰化が線状に並んでいる場合
  乳腺の1か所に集中して存在している場合

そして、日本人に多いと言われているのが
乳腺が発達して起こる高濃度乳腺と呼ばれる乳房

乳腺濃度が高いと画像が全体的に白くなり過ぎ
しこりや石灰化が見落とされやすいというデメリットがある

特に若年層(40歳代やそれより若い世代)では乳腺が発達しているために乳房全体が白く見えることが多く
若い女性には限界があるという指摘もある

高齢者では乳房が委縮し脂肪に置き換わっていくので
乳房が黒っぽく写りやすく比較的マンモグラフィーが有効とされている

石灰化
乳がん細胞が増殖する時に一部が死滅してカルシウムが付着するか
がん細胞の分泌物にカルシウムが沈着して石灰化が起こる
一方で正常な乳腺からの分泌物に含まれるカルシウムが沈着して石灰化することもある、この場合は良性でがんではない
良性乳腺疾患の石灰化
のう胞・線維腺腫・葉状腫瘍・乳管内乳頭腫・乳腺症などで見られる
原因は不明なことが多く悪性化の可能性は極めて低い

ピンクリボンと乳がん学びBOOK

2年に1回の検診が推奨されています
過度な受診も被爆や必要のない治療を引き起こす可能性があると指摘されています

超音波検査

超音波検査は超音波診断装置を用いて、超音波を乳房に当て
跳ね返ってくる反射波を画像化して診断していくものです

しこりの内部の超音波の跳ね返りが少ない為
しこりのある所は黒く映し出されます

乳腺が発達している人でもしこりが発見しやすく
指では触れられないような数ミリの小さなしこりも発見できる
さらに
のう胞かどうかなどしこりの内部の識別やしこりの形、境目の状態からしこりが良性か悪性かの識別もできる(完璧ではない)
マンモグラフィーとは違い被爆の心配がない

ただ超音波では乳がんの疑いとなる石灰化を映すのは難しく
医師の高い技術が求められる

超音波のデメリットとしては
検査する側の技術の差が出やすく、見落とされることもある
がんではないしこりも拾ってしまう

自己触診

月1回は
と推奨されているが乳がん経験者のわたしとしては
お風呂上りや寝る前に毎日、チェックすることを
習慣化して欲しいと思います

なによりも自分自身の身体の変化にいち早く気付くことが大事
自分に興味を持つということが肝心だと思う

鏡に映った乳房の左右差はないか
腕を上げたときに胸は変形しないか

そしてしっかり胸から脇までくまなく
触ってみよう
この時しっかりと奥の方まで指が沈むようにします

肉まんの中に梅干しの種

これがポイントです
異様な感覚だと想像できると思います

わたしもこの感覚をはっきり覚えています



日々の意識と定期的な検診で
早期発見を心掛けてくださいね


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