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「Almondoってどんな会社?」を簡潔に!’Company Deck’が完成するまで

こんにちは!株式会社Almondo 広報担当の池田です。
先日、Almondo初となるCompany Deckを公開しました!そこで今回は、制作を終えた今だからこそ書ける振り返りnoteをお届けします。

このnoteの趣旨は、以下の3点です!
①Almondo Company Deck読者の方へ
→制作に込めた想いや注目ポイント解説
②Company Deckを制作予定のスタートアップの担当者の方へ
→完成までの道のり、制作のコツ紹介
③Almondoに興味をお持ちの方へ
→Almondo内でのプロジェクトの進み方や社内の雰囲気を共有

3月末に広報チームが発足して私がCompany Deckの制作を任されてから、何度も試行錯誤を重ね、たくさんの方々にご協力いただき、約3ヶ月かけてやっと完成することができました。このnoteでは、そのリアルな経験から感じたことをお伝えできればと思います。
Company Deckはこちらから!ぜひこのnoteと合わせてご覧ください。

1. 背景

株式会社Almondoは、現在創業から1年半ほどで、累計20件以上のプロジェクトに携わり、70名以上のメンバーが所属しているAIスタートアップです。

軽く私の自己紹介をさせていただくと、現在大学3年生で、Almondoには採用担当としてジョインし(Company Deckの制作を任された当時は、ジョインしてから2ヶ月ほど)、現在は広報チームを立ちあげ、Almondoに興味を持ってくださった方へAlmondoの魅力をお伝えするためコンテンツを発信しています。

Almondoの成長グラフ

遡ること3ヶ月前、当時私は採用チームに所属していました。成長スピードは右肩上がり、新規事業としてSaaSの開発も進む中で、採用をさらに強化していく必要が出ていました。当時の採用チームは、2つの課題に注目していました。

1つ目は、「Almondoに入りたい」という思いから採用に繋がるケースをあまりつくれていなかったという課題です。今までほとんど外に対してAlmondoとしての情報を出せていなかったため、職能単位で媒体などを探してくださった方がAlmondoに辿り着き、応募してくださるというフローになっていました。
一方、Almondoをより知ってもらい、「Almondoに入りたい」と思っていただける土台があれば、カルチャーマッチの確度がより高まり、双方良い形でジョインできる可能性が高まります。今後の成長を見据えると、社内外で統一的なAlmondoの認知を得て、Almondoのイメージを強めていく必要がありました。

同時に、メンバーから挙げられる声として「面接時やメンバーが個人でAlmondoを紹介する際、魅力を伝えきれていない」という問題がありました。
当時は面談で担当者が属人的にAlmondoのことを説明していましたが、今後の採用規模拡大にあたっては認知〜選考までの間に「より多くの人に」「よりAlmondoのことを理解してもらえる」情報を伝える必要がありました。また、メンバーがAlmondoを紹介したい時など、各自が好きなタイミングで効率的にAlmondoのことを紹介できるツールがあったら便利という声も社内で上がっていました。

実際のメンバーの声

そこで、経営陣も交え一丸となって採用を進めるという議論の中で、この2つ課題を一気に解決する効果的な手段として挙がったのがCompany Deck(採用ピッチ資料)制作でした。ちょうど私はそれまで採用チームの中で、Wantedlyの記事制作やSNS広告運用など広報的な業務に携わることが多かったので、ぜひやってみたいという気持ちを伝えたところ、制作を任せてもらうことになりました!実際に進める際は3人のチーム体制で、毎週MTGでアドバイスをいただきながら、万全のサポートのもと進めることができました、、!(ありがたすぎる)

2. こだわりポイント

①構成と軸を意識する

事業領域や企業規模が近い10社近くのスタートアップのCompany Deckを読み込み、構成とコンテンツを比較、スプレッドシートにまとめリスト化した上で、Almondoが参考にするべき共通項を探し出しました。
その結果、
「ストーリー性を持たせること」と「採用に繋がる資料づくり」
の2点を軸に制作を進めることにしました。
このCompany Deck制作の一番の目的は採用強化であり、Almondoがどんな会社なのかを知っていただくことで、入りたいと思ってもらえるようなブランディングが重要になってきます。
したがって、情報の羅列ではなく意味のある流れを作ることと、そこから実際にAlmondoにジョインした時のイメージがつくよう必要十分な情報を入れることを意識していました。

例えば、Valueについては3ページ使用し、企業文化を丁寧に伝えたり、社内のコミュニケーションについては写真をたくさん載せることでイメージを湧きやすくしています。一方、事業については簡潔に要旨をまとめることで、Almondoがどんなことをしている会社なのかが伝われば十分だと考えました。
また、最後のパートには募集ポジションや採用リンクをつけ、エントリーまでの自然な動線を確保できるよう設計しました。

②MissionとValueを繋ぐ

Company Deckの公開とともに、最新のMissionとValueが策定されました。代表の伊藤をはじめとし、メンバー同士で議論を重ねて完成したものになります。特にこだわったのは、Valueを「ベクトル」で表し、図解によりMissionとValueのつながりを明確化することです。社内のメンバーに向けても、文章でただ伝えるのではなく、”イメージ丸ごと”共有することでより解像度を高め、実行に移しやすくなるように心がけました。

また、3つのValueはいずれも2つの要素からなることに注目し、あえてページごとに異なる場所にハイライトを入れました。
例えば、1つ目のValue「コトに向き合う」であれば、「コト」と「向き合う」の2つの要素に分解することができます。Valueに関するセクションの1ページ目では、Valueが何を意図しているのかをより詳細に説明しており、ここでは「コト」にハイライトを入れることで、重要なキーワードを強調しました。次に、2ページ目ではベクトルを用いて行動をイメージ化しており、ここでは「向き合う」にハイライトを入れることでValueの述語へフォーカスした構成にしています。

③写真

全体を通し常に意識していたのは、とにかくたくさん写真を入れることです。
一般に、画像は文字の7倍の情報量を持つと言われています。ブランディングの意味でも、イメージをよりダイレクトに伝えることができる「写真」を多用することは非常に有効な方法です。
そこで今回、Company Deckのために、オフィスで撮影会を開催しました!(表紙の写真も、この時に撮影したものです)
メンバーやオフィスの、明るくて楽しそうな様子がよく分かる写真を積極的に使用しました。

Company Deck表紙

④デザインコンセプト

数十ページから構成されるCompany Deck制作において、各ページごとのデザインの統一感、会社のブランドコンセプトとの一貫性はとても重要な問題です。
Almondoのロゴにも使用され、Company Deckでもよく使われている黄色や茶色の系統のカラーパレットですが、これらは社名にちなみ「Almond色調」を参考にしつつ、より明るく楽しい印象を与えられるよう意識して作成しました。

デザイン指針(一部)

3. 振り返って思うこと

①貴重なチャレンジ機会があるAlmondoの組織文化

始めの方でもお話ししましたが、制作を始めた当時の私はまだジョインして2ヶ月、Almondoに対する解像度も高くなく、採用ピッチ資料の制作経験もありませんでした。そんな中、会社を代表する資料を私が作ると考えると、最初は不安も大きかったです。
しかし、Almondoにとって必要なものを自分の手で作り上げたいという思いと、万全のサポートのもと制作を任せてもらえるAlmondoの環境があったからこそ、完成までたどり着くことができました!

②Almondoは人が凄い

Company Deckの制作を通して、各事業責任者へのヒアリングやオフィスでの撮影会など、普段は関わらないようなメンバーと一緒に仕事をする機会がありました。そこで改めて感じたのは、
Almondメンバー、凄すぎる!!!
ということです。
どのポジションの方も、仕事に対しての想いや責任感がしっかりあり、バリバリ仕事をこなしている。ただ優秀というだけでなく、目的意識やビジョンを持って楽しんで働いている方々ばかりでした。(本当は、Company Deckの中で一人ひとりの凄さを語りたいレベルです、、)

noteではメンバーインタビューも公開している(&続々更新中)ので、実際にどんな人がいるのか気になった方はぜひご覧ください✨

③楽しかった!!!

3ヶ月と考えると、かなり長い道のりだったと思います。しかし、Almondoの良さを再確認するとともに、Company Deckを通してつながる読者の方々のことを想像し、工夫し、協力しながら進んでいく日々はすごく楽しかったです。いい経験でした!

4. 最後に

ここまでご覧いただきありがとうございました!
このnoteを通して、Almondoの魅力がさらに伝わっていたら幸いです。Almondoに興味を持ってくださった方は、ぜひお気軽にご連絡ください!

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