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ヘルシンキ大学院生、夏休みにやること

暇すぎるので、noteを書くことにする。

5月中旬に授業が終わり、修士1年目を終えた。しかし、レポートが2つ残っており、一つは5月下旬に終え、もう一つは6月下旬にやっと終えた。二つ目のレポートは4000ワードだけだったのでもっと早く書けたはずだが、忙しすぎた学期が終わったことで一気に緊張がなくなったことで、結局2つ目のレポートに3週間も費やしてしまった。(ちなみに1つ目のレポートは南極条約とその管轄権の問題、2つ目のレポートは企業法が取締役におけるジェンダー平等に与える影響の各国の比較分析をした。)
さて、終わったのでやることをリストアップしてみる。(興味ない人は読まなくて大丈夫です!)(↓修士1年目の様子は以下の記事です。)


1.プログラミング
Pythonに挑戦してみる。ヘルシンキ大学はopen university course 、つまり、誰でも受けられる授業を提供している。特にヘルシンキ大学生は無料なことが多いようだ。そのため、そこから見つけたpythonのコースやってみることにする。全て終われば10クレジット(単位)をもらうことも出来る。全てオンライン上でテキストを読み、理解し、練習問題をしてアウトプットをする感じで進んでいく。ちなみに、フィンランドではなく英語で開講されている。
修士1年次の春頃にほんの少しだけ始めてみたのだが、前回の記事でも書いたように、法律の勉強で忙しすぎてそれどころではなく中断してしまっていた。現在15%位終わっているので、せっかくの夏休み、たくさんの時間があるのでやりきろうと思う。

ちなみに、法律はプログラミングや数学と似ている。というのも、法律は暗記科目と思われがちだが、実際そんなことはない。法の分野で扱う条文、条約等は、プログラミングでいうfunction(関数を呼び出す?←あっている用語かわからない、、!)、数学でいう公式である。つまり、法律を学ぶ際に大事なのは、暗記ではなく、適切な法律を見出して、適切な事実関係に当てはめ、それを組み立てる論理的思考力だと思う。

そう考えると、日本にいたときは特に、法律の暗記系のテストはそこそこあったのだが、私はあまり意味がないと思っている。付け加えるとすると、実際に社会で法律を生かすときに、何も見たり調べてはいけない状況は、無人島とかにいない限り、ほとんどないと思う(暗記していたらしていたで素晴らしいとは思う。)
また、法律自体が抜け目がないように、つまり、どの状況にも適用できるように作られている。これは、pythonでいうif, elif, else構文とほぼ一緒である(多分。)。

2. 修士論文のテーマ決め
日本のシステムとは異なり、私の在籍しているプログラムでは、1年の授業が終わった時点で修士論文のテーマ決めを始める。おそらく個人で論文を読み、興味のあるテーマに絞っていくのだと思う。そして、自ら適切な指導教員を見つけ出して連絡をとって指導教員になってもらう。

私自身、まだ実際に始めていないのでよくわかっていないのだが、今のところ問題点が一つある。文系の修士ならでは?なのかはわからないが、少なくとも私は、「法律、といっても広すぎて何の分野を研究テーマにすればいいかわからない」という悩みに陥っている(これは日本にいた時もそうである)。法律の特定の分野に興味は持って入学してきたわけだが、修士1年の授業を通して、知らなかったことや初めて学ぶ分野が多かった(特に私のプログラムでは人権法に関する分野が手厚かったように思う。また、私がEU外からの学生ということもあって、EU関係の法律も非常に新しかった。)。よって、興味の幅が広がってしまった。また、指導教員もこれから自分で選んでいくため、修士論文のテーマの可能性は色々ある。

とにかく、研究室など所属せず、自分で1からテーマを探さなければいけないというところに、文系の論文作成の難しさがあるのではと若干思っている。
しかし、フィンランドの修士課程が好きな理由の一つは、上記の様に指導教員を修士1年を終了してから選択することが出来るということである。日本ではたいていの場合が入学する際から指導教員が決まっていることがほとんどであると思う。よって、授業を受けた後に、論文を自由に書き始められるこのプログラムのフレキシブルなカリキュラムを、私は個人的に非常に気にっている。(し、そうあるべきのような気がする。)

3.趣味を楽しむ
忙しくなくて、趣味を楽しむ時間があると、さぼっているのではないかと心配になってしまう。でも今回の夏休みは好きなことをする!

趣味というとギターかもしれない。用語はわからないが、ジャーンと弾くスタイルじゃなくて、細かく指で弾くフィンガースタイルをもっと練習したい。弾きたい曲があったので、実はこれも1年くらいまえからうっすらと始めていたのだが、難しすぎてなかなか上達しない。1年やってこんなに進まないのも珍しい。だれか、コツがあれば教えてほしいが、とりあえずyoutubeを見ながら継続的に弾きたい曲を弾き続けてみる。

もう一つの趣味といえば、映画である。ここ1年くらい、映画をみるのに気が進まない。なぜなら、2時間もずっと見ていたくないな~という気持ちが勝ってしまうからである。それに比べてドラマは40分程度で観れるので、ドラマばっかり見ていた。(好きなドラマも多かった。)それでも、たまーに、ちょっと見始めてみるか~というノリでみると楽しく鑑賞することが出来る。3日前、プリティウーマンという映画を観た。名前や曲は知っていたことで偶然観てみたのだが、何とも言えない気持ちになった。(この感想は別にまとめたい。いつか、映画コラムでもnoteにまとめたい。)
ちなみに、私は映画もドラマも海外の物を多く観る。日本のドラマや映画で好きなものといっても数えられるほどである。その私が現在大ファンになっているのは「古畑任三郎」である。田村正和主演の刑事ドラマである。中学生頃からいくつかは観て好きだったのだが、今回はTverにほぼ全エピソードが一挙公開されており、新しいものも、みたことがあるものも含めて毎日観ている。特に、田村正和の雰囲気や演技、人柄等、今の時代ではなかなか見られないかっこよさがあると思う。(話せば長くなるのでまたこれも別のnoteにまとめる。)

4. 旅行
せっかくヨーロッパにいるからヨーロッパ旅行に行きたい。私は旅は好きだが、旅をする直前に、「こわいな~、なんでチケットとっちゃったんだろう」「でもホテルもチケットもあるし、今からキャンセルできないから行こう」というような、緊張と義務感で行くことが多い。着いてしまえばたいていの場合は楽しめるが、旅中でも、無事に帰ることだけは常に考えている。一人旅はなかなかめんどくさかったり、怖かったりという感情が色々だが、せっかくなのでまた行ってみたい。

5.フィンランド語
授業では約1年間フィンランド語の授業を受講してきた。簡単な文は言えるので、簡単なことは店員さんに話すことはできるが、友人の会話に入れるほどではない。フィンランド語が難しいから、というわけではなく、単純に私の勉強不足だと思う。フィンランドにいながらフィンランド語を話せないのは嫌なので、頑張るしかない。

6.就活
就活については、書きたいことがたくさんあるので、ここでは割愛。
7.秘密
ここまで書いておいて秘密か、という感じではあるが、一つ新しいことを始めたので、それがどうなるか楽しみである。

結果、自分ようのメモになってしまったが、これらがどうなったのか、夏休み終了の8月頃に見返してみたい。

今日の曲は、初の韓国からの曲!私の好きなバンドLucyがカバーで歌っている。Man in a movie. もとはDay6という韓国のグループの曲らしい。
지금이 완벽하게 느껴져 I'm a man in a movie (今が完璧に感じる、僕は映画の中にいる。)


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