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オフィスに行かなくなった時、もはやどこに住むのかって重要?

僕は大学時代に研究で人々の移住を決める要素について調査したことがあります(4年前ぐらい)。

そこで圧倒的に多かったのが、「仕事の都合による移住」です。

「衣食住」がネットで賄える時代、それでも尚人々の移住を継続的に生み出している大きな要素が「仕事」。

しかし、今回のWith コロナの動きで、リモートワークが推奨され、「もはやオフィスに行かなくても良いのではないか」という気づきや動きが増えてきています。

最近ではネットの副業も増え、一ヶ所に留まらず自分の好きな場所で仕事をしている人も増えています。

今よりさらに多くの人に「仕事も学校の授業もネットでできるようになったし、もうどこに住むのかって重要?」という考え方が普及して、全ての基本的な生活行動が決まった場所に行かなくても完結するような時代になった時、

どこに住むのかを決める要素は何でしょうか?

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自分が考えるのは、

①住んでいる土地の自然災害の頻度と災害への強さ

②人との触れ合いが好きか嫌いか

③自分の楽しみを満喫できるかどうか

④子育てや親の介護の環境

の4つです。

①は人間の取り組みである程度改善ができても普遍的に残り続ける要素ですよね。地震が多いところ、洪水が多いところ、小さい日本でも様々だし、近年増加している自然災害で気にかけている人も多いと思います。

②③は趣味や好みによるところが大きいと思います。自分みたいにアイドルヲタクで定期的に推しのイベントに行くのが生きがいになっているような人にとっては、やはり大概のイベントに家から1時間以内で行けてしまう東京に住んでいるのと田舎に住んでいるのでは、生活の満足度が段違いです。

④は冒頭で書いた大学時代の研究から得た知識なのですが、やはりかなり気にしている人が多いみたいです。いくらネットでどこでも何でもの時代になっても、その街その街に染み付いたイメージはなかなか消えることがありません。

このような感じで、「個々の安全と豊かさ」を求めた移住や定住が、これからより一層活発になっていきそうな感じがしています。

読んでいただきありがとうございました。





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