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112.口ベタでもうまくいく!ほめ方の極意

褒めると人間関係がうまくいく


みんな分かってるけど、できない。

素直に褒められない。


「褒める」って簡単なようで難しい。

適当に褒めてもバカにしたような感じになるし、

初対面の人には、何を褒めていいかわからない。


そんな問題をこの本は解決してくれる。



実践的な内容ばかりで

口ベタな人には特にやってもらいたい。


相手の心に響く褒め方

私たちが一番心を打たれるのは、

自分の存在そのものが認められた時。

「あなたに出会えて嬉しい」

「あなたの仕事に対するこだわりに惚れました」

**

その人にしかないもの。**


相手の使命感や信念、

存在そのものを褒めることが、

心を掴むポイント。

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褒め上手になるためのポイント

相手をよく観察する

相手の身につけている物や

持ち物を観察することで、

その人の趣味がわかる。


そして


話している時の表情や

態度などを観察することで

その人が喜ぶことや

誇りに思うことが見えてくる。


**

面白そうに聞く**

話題に対する興味関心の有無に関係なく、

相手に興味をもって話を聞くことが大事。


ノリを合わせる

話し方、言葉など、相手に合わせることで

「こいつノリが合うなあ」と感じてもらえる。


ペーシングをうまく使う。

LINEやメールなども同じ。


相手の言葉を尊重することが、

相手を尊重することになる。


間接ワザ

本人のいない場所で言う褒め言葉(間接ワザ)は

直接伝えたときの何倍もの効果を発揮する。


間接的に褒めることで、真実味が増す。


褒めたい相手と距離の近い人を

選んでおくと効果的。


ティーアップ法

紹介したい人の長所と日頃の感謝を

合わせて紹介すると、

そこにいる全員がハッピーになる。


第三者に紹介する時に、

本人が語りたいこと、

認めて欲しいことを

代わりにアピールする。


質問話法

「どうすればあなたのように上手く話せるようになるの?」

質問形式で褒めてみる。

そうすることで

抵抗なく自分の好意を

受け止めてもらえるようになる。


iメッセージ

⚪︎「あなたの話に引き込まれてしまったよ」

▲「あなたは話がうまいね」

相手に対する「評価」ではなく、

自分の「感想」を語る 『iメッセージ』は

抵抗なく素直に受け止めてもらえる褒め方。


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目上の人には憧れや尊敬の気持ちを示す

『iメッセージ』が有効。


レッテル効果

「〇〇くんは面倒見の良い人だから」


相手を「〇〇な人だ」と断定すると、

相手のセルフイメージが上がり、

期待通りの人物に変化させることができる。


・相手に自信を持って欲しい時

・相手に自発的に動いて欲しい時

この時、『レッテル効果』を使って相手を褒めると効果的。


つぶやき戦法

「面白いなあ」「かわいいなあ」


「思わず口から出てしまった」という印象を与える

「つぶやき」に、人はあまり操作性を感じない。


つぶやきの方が、

褒め言葉に真実味があるように

感じられて嬉しくなってしまう。


上司を褒める

上司の発言はとにかく肯定的に受け止める。

「勉強になります」は

上司を賞賛する定番フレーズ。


自慢話の聞き方の3つのポイント

・初めての時のように新鮮な気持ちで聞く
・自分を下げて褒める
・質問形式で褒める


相談と「勉強になります」は最強。


悪口との向き合い方

悪口には同調しない。


例:A「Bさん苦手なんよなあ」

×「わたしも苦手」
⚪︎「へえ〜、なんでそう思うの?」


相手の話を聴いて、

ほめることのできる

ポイントを探して伝える。


サンドイッチ話法

叱る時は感謝やねぎらい、

期待の言葉でサンドイッチする。


プラス⇒マイナス⇒プラス

良い印象でサンドイッチすると、

相手に嫌な思いをさせない。


部下に対する最上級の褒め言葉

「キミに任せる」


人に仕事を「任せる」

=その人に対する最高の承認メッセージ。


「任せたよ」と満面の笑みで言うことで、

部下の自立心や自己責任意識を

引き出すことができる。


自己重要感

「教えてくれませんか?」


上から目線にならずに、

相手の能力を認めていることを

伝える究極の褒め言葉。


教えてもらうことで、自己重要感を満たす。


目上の人に「教えてほしい」と言われたら、

それだけで下の者は向上心を高め、成長する。


「この人のためにがんばろう」と思わせる

「肩に力が入っていたプレゼンが、非常に滑らかで自然な印象になった」


というように、

相手の変化や成長を

具体的な言葉で表現することがポイント。


「普段から見ているよ」

というメッセージを送る。

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部下に関心を持って

行動や発言を観察する。


具体的に褒めることで、

部下はさらに期待に応えようと努力する。


褒めるポイント

・部下の成長や変化を把握して「事実」を伝える

・結果だけでなくプロセスを褒める

失敗したときには余計に意識する。


おわりに

ただ褒めるのではなく、

意図をもって褒めてみよう。


褒めの達人になれたら、

人間関係に困ることはなくなるよ。

読んでくださる方のプラスになるような記事を書くための活動費として使わせていただきます!