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280.果たしてそれは相手が悪いのか

あいつ全然やる気ないな。

色々な人と接していると、中にはやる気が無い人がいる。しかし、その人は本当にやる気がないのだろうか。やる気がないように見えるだけではないだろうか。「やる気」という抽象度の高い言葉に対して思うことがいくつかあったので書いていこうと思う。やる気を出してnote書こうっと。


やる気の象徴である「質問」

やる気を測る物差しとして、質問の頻度や質が挙げられる。「あいつは質問をたくさんしてやる気があるよなあ」のように。でも実際には質問ができるかどうかは本人の気持ちとは別のことも関係してくるように思う。

新人や新しく初めて何も分からない人にとっては、何を質問していいかもわからない。そんな状況の中で先輩が「いつでも気軽に質問してくれればいいよ」と言ってくれる。本当にありがたい。そうは言っても、実際に質問をしたときの対応によって、今後質問しやすいかどうかが変わってくる。


質問がしやすい環境

「○○さん質問なんですけど」

質問をした時に手を止めて自分の方を見て対応してくれる。嫌な顔をせず対応してくれる。むしろ質問したことを評価してくれる。こんな環境にいたら質問へのハードルは下がるし、疑問点がでてきたら解消したいなと思える。


質問がしにくい環境

一方で、質問をした時に嫌な顔をされたり、「なんでこんな簡単なことも分からないの?」と言われると途端に質問をしたくなくなる。分かってなくても早く会話を終わらせるために分かったフリをする。一度嫌な感じになると質問の回数も少なくなってしまう。


やる気をなくさせているのかも

「あいつやる気ないな」と思う相手がいたとする。相手がやる気がないのではなく、自分がやる気をなくさせているのかもしれない。

つい人間は相手のせいにしたくなるけど、一旦自分に非があるのではないかと確認する必要がある。自分が変われば相手の対応も変わるかもしれない。自責と他責。矢印をどこに向けるかで行動も変わってくるはず。


自分次第

相手の考え方や行動をこちら側でコントロールできるわけではないから、自分でコントロールできるものに目を向けていく必要がある。毎日楽しく、質問をしてもポジティブな反応が返ってくる今の環境を大事にしたい。結局自分次第。がんばろう。



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