358.欲張るということ

あれもしたい、これもしたい。

僕は今までの人生は何かを犠牲にして何かを得てきた。例えば、部活。小学生の頃から高校生まで、ほとんどの時間を部活に使ってきた。朝から晩まで部活漬けの毎日で、遊んだ記憶はあまりない。進学校だったため、部活を引退したら今度は勉強漬けの毎日。

”何か1つに集中する”という生き方をしてきたおかげ(せい)で、欲張りな生き方をこれまではしてこなかった気がする。


つまり僕は不器用である。



今、就活生という立場にあるため今後のライフプランなどを考える機会が多い。将来はどうなりたいの、とかどんな生活をしていたいのとか。その中で、僕は欲張りに生きていきたいと思うようになった。仕事も遊びも恋愛もプライベートも、全部充実させたい。何かを犠牲にして何かを得るように生きるのはもういい。飽きた。

自分の人生のパーツでしかないそれぞれを、全部楽しみたい。苦しいものがあってはならない。一時的に「今はこれをやるしかない時期だ」と決めて頑張ることはいいけど、最初から最後まで諦めたくない。



自分の中での”充実感”ってなんだろう。



僕の場合は”自分がやっている感””主人公感”かもしれない。自分がいないと成り立たないという感覚。自己重要感と置き換えもできる。遊びや恋愛は自分次第で何ともなるから置いておいて、問題は仕事だ。仕事で自己重要感を持って日々を楽しく工夫できるかが勝負となる。だからこそ就活は大事。


「全部うまくいくわけない」と最初から諦めるより、「全部うまくいくためにはどうすればいいか」ということにベクトルを向けたい。やり方・気持ちの持ち方次第で何とかなるはず。欲張りになれる環境を探すんだ。


どうせみんな最後には死ぬ。でも簡単には死なない。あと数十年生きると思う。じゃあ、何か面白いことをやって自分が納得するような生き方をしていきたい。何となく普通に平凡にありきたりに生きるのはしょーもないから。

丁寧に生きることも雑に生きることもやってみたい。綺麗に生きようとするとそれだけの景色しか見えないと思うし、時にはあえて正攻法ではない道を選ぶのもアリ。丁寧に間違いのないよう、波風を立てないように生き続けるのは自分には合わない。行き当たりばったりの方が何となく自分らしい。


何かを犠牲にすることなく、全部自分のうまくいくように欲張っていきたい。欲張り続けられるように努力したり行動したりしよう。みんな欲張っていいんです。わがままに生きていきましょう。





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