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交流会が苦手な男のひとりごと

大人数の飲み会や集まりが苦手だ。人と喋ることは苦でもないし、人見知りをするタイプでもないが、大人数で集まる場が苦手だ(2回目)。

独立をしてから経営者交流会にはたくさん行ったし、今でも定期的に誘われる。交流会経由で仕事が決まったこともあるし、いろんな人と繋がる良い機会だとは思う。

しかしながら、何回行っても得意になれない。行った後はどっと疲れてしまう。なんでだろう。


考察その1:内輪の雰囲気が耐えられない

それぞれの団体ではそれぞれの空気が既に出来上がっている。ウェイ系のところもあれば、仕事の話を中心に展開する空気のところもあるし、千差万別。

中にいる人からすると普通のことも、外から初めて来る人にとってはかなり衝撃的なこともある。「なんだこのノリは。恥ずかしくないのか」と思うこともしばしば。

僕の性格的に、100%没入してその場のノリに乗ることができない。たとえウェイウェイしていても第二の自分が「ノッテルネエ(外国人?)」と突っ込んで来るのもかなり厄介。

慣れれば僕も内輪の雰囲気に溶け込めるのかなと思いつつ、だいたい1回目で断念するのがお決まりのパターン。常連さんが多い団体ほど難しい。


考察その2:自然とできる先輩後輩

これまた当たり前ではあるが、団体に入った順番や年齢によって自然と先輩・後輩の関係ができてしまう。

仕事で出会った場合、いくら年齢が離れていたとしても「事業者と事業者」の付き合いになるため、対等にお付き合いができる。しかし、長く時間を過ごす団体のメンバーとなると、(本人同士が意識しているかどうかにかかわらず)上下関係ができてしまう。

また、上下関係ができると仕事の受発注がかなりしにくくなる。「仕事をあげるよ」と言われた時には…。適度な上下関係はいいが、過度な上下関係ができるのには気をつけなければいけない。


考察その3:仕事以外のボランティア

いきなり仕事の話ができる団体であればいいが、多くの団体ではいきなり仕事の話ができない。委員会活動やチームの動きをやる必要があり「これは何の時間?」と思うこともあるだろう。

「仕事以外の時間で仲が深まるよ!」という見方もあると思うものの、仲が深まらなくても、必要であれば仕事の話は来ると思ってしまう。仕事のために仲良くなるのはちょっと遠回りじゃない?


あくまでも個人の意見

団体や交流会に入ることで受けられるメリットがたくさんあるのは、理解しているし、入っていることに対して否定するつもりは全くない。ただ、僕は大人数の組織が苦手だという話。

苦手じゃなければ、会社員をしているだろうし、自分で働くという手段をとっていなかったと思う。

現状は苦手意識があるものの、時間が経てば「苦手とか言ってられない。この団体をうまく使うぞ」と思う可能性だって大いにある。あくまでも手段として捉えればそれでいいから。

交流会に足を伸ばそうと思いつつ、う〜ん、となる日々。心から行きたいと思える日々は来るのだろうか。自分の感情の変化にも期待したい。

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