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411.人生が変わるのはキッカケとタイミング

なあなあ、何してるん?

僕は小学生の頃から高校生までずっとリーダータイプの人間だった。応援団長をしたり生徒会をしたり、「長」とつくあらゆるものを経験してきた気がする。リーダーをすることが多くなったことで周りを見る癖がついた。そのおかげで輪に溶け込めていない人や楽しみ切れていない人はすぐに気付く。


中学時代の話。僕のクラスにはパソコン部のAくんがいた。Aくんは大人しめでクラスの隅っこにいるようなタイプ。席替えをキッカケに僕はAくんと席が近くなった。それまではあまり話したことがなかったが、僕はAくんに対してすごく興味が湧いたので質問をすることに。

「パソコン部って何してんの?」
「誰と仲良いん?」
「うい〜」

中学男子特有のダル絡みかもしれない 笑。とにかくAくんに質問をしまくっていっぱい話した。すると元々僕が仲良くしてたクラスのメンバーともAくんが打ち解けるようになり、クラスの他の人とも話すようになった。そして担任との定期面談を迎えることに。


先生「最近、Aくんが学校が楽しいって言ってるのよ。おばたくんと席が近くなったことが良かったみたい。ありがとう」

めちゃくちゃ嬉しかった。正直、Aくんをクラスに馴染ませようとか楽しんでもらおうという気はなかった。シンプルにAくんに対して興味が湧いて仲良くしていただけ。それがAくんにとっては新鮮で嬉しいことだったみたい。


高校でも同じような話があって、大人しめの人にはみんな声を掛けたがらない。でも、僕は大人しいとか大人しくないとか関係なく、人として面白そうなら声をかける。普段自分の世界に入って何かをしている人の方が新しい発見があったり、みんなが気付いていない才能を持っていたりする。「みんなは知らんけど、俺はこいつの良さを知ってるからな」と思えるのが嬉しい。


ほんの些細なタイミングやキッカケによって人生が大きく変わっていくことがある。大きく変化しなくても前よりも楽しみが増えることも。僕は自分の気持ちを周囲に伝えることは容易にできるけど、Aくんのようになかなか周りに思いを伝えられない人もいる。せっかく僕は発信できるという特性があるので、この武器を人のために使いたい。場に溶け込めない人がいたらさりげなくイジって馴染めるようにしたい。

自分だけが楽しめたらいいや、という生き方も悪くないがちょっと物足りないと思う。少しでも自分の働きによって救われる人がいたら嬉しい。Aくんありがとう。君が先生に言ってくれたおかげで自分がやりたいことが見つかってきました。Aくんは僕にキッカケをもらって、僕はAくんにキッカケをもらいました。



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