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389.ずっと食べるのか、たまに食べるのか

僕は時々思うことがある。

「ずっと腹いっぱい食べられていたらいいのにな」と。身体のことを気にせず自分の好きなように食べ続けたらどれだけ幸せなんだろう。でも、本当に幸せなんだろうか。


僕は筋トレをしていることもあり、身体への興味・関心が強い。身体を絞るために食事にも気を付けている。普段は低カロリー高タンパクの食生活にしているが、たまにチートデイを設ける日がある。このチートデイが最高。いつもは我慢しているジャンクフードやお菓子、カップ麺など好きなだけ食べる。僕はこの日がたまらなく好きだ。

一方で、毎日チートデイのような食生活だとしたらどうだろう。もちろん身体はブクブク大きくなるし、食っても食っても満ち足りない身体になっていく。

大事なポイントは、たまに食べるから美味しく感じるということ。最初の方は美味しく食べていたものも、回数を重ねて慣れてしまうと違う刺激を求め始める。普段節制をしているからこそ、チートデイを幸せに感じるのだろう。


人間関係でも似たようなことが起こる。例えば、あなたに恋人がいるとしよう。恋人は料理を作ってくれて、最初の頃はとても感謝していた。しかし、時間が経って恋人が料理を作ることが当たり前になると、感謝の言葉すら述べなくなってしまう。これに近い経験はないだろうか。

人はすぐに刺激に慣れてしまう。現状に満足せず、次から次へと新しいものを求めに行ってしまう。恐ろしい性質である。


極限まで我慢して苦しめばいいってわけでもない。基準をある程度のところに置き続けることが大事。怠惰すぎるわけでもなくストイックすぎるわけでもない、ちょうどいい基準。正気な自分をいつでも取り戻せるようにしておかなければならない。


僕は数日後に設定したチートデイがワクワクしてならない。何を食べようか、いつもとは違うものを食べようか色んなことを考えている。ただただ自分の好きなものを食べられる日。でも、この1日だけ。次の日からはまた低カロリー高タンパクの食事に戻っていく。チートデイを特別な日にするために。

日常生活での当たり前のありがたさを知るために、極限の行動を体験してみるのはいいかもしれない。正しいやり方に則ってファスティング(断食)をするとか、お菓子を食べる日を設定してその日の1週間前からはお菓子を食べないとか、できそうなことはいくらでもありそう。


自分はどこに幸せを感じて、慣れるまでのスピード感はどれくらいなのかを知っていきたい。今度のチートデイ楽しみだなあ。


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