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比較して落ち込みそうになった時に救われる考え方
社会での仕事は正解がないし、基準がない。学生時代に解き続けていた問題のように「この基準をクリアすれば正解。AさんもBさんも正解」という明確な基準があればいいのに。
noteを書く時もメディアでインタビュー記事を書く時も「記事にして出そう」と判断するのはいつも自分。文章の手直しをし始めたらキリがないし、どこかのタイミングで決断しない限り、書いていないのと一緒になってしまう。
ライターに限らず「このクオリティで大丈夫かな?」と心配になることは多いはず。たとえ、一生懸命取り組んでいたとしても100%安心して世の中に送り出すのはなかなか難しい。
先日、ルポ&イラストレーターの方に取材させていただいた。僕と似た職種の方で、上記のような“制作物に対する不安”をぶつけてみたところ、こんな答えが返ってきた。
世の中を見渡せば、絵が上手い人っていっぱいいるじゃないですか。
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でも、上手いか下手かで判断せずに「松浦さんの絵が好きです」と言ってくださる方がいる限り、自分だけは自分のファンでい続けようと思っています。
自分のことを評価してくれる人がいる以上、自分で自分のことを評価してあげる。評価するためには納得のいく取り組み方をしなければいけない。
日々全力で制作物に取り組んでいるからこそ「自分のファンでい続けたい」という言葉が出てくるんだなと。
さらに続く。
絵が上手い人と比べた時でも、自分にしかできないことって絶対にありますし、それぞれの良さがあるんですよね。そういう意味でも自分の強みを理解しておくのは大事だと思います。
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また、誰一人として同じ絵を描くことはありません。自分のオリジナリティを磨いていけたらと思っています。
同じテーマを取り扱っていても、全く同じ物ができあがるわけではない。人との違いが個性になり、オリジナリティとして周りから受け入れられる。
インタビュイーの話を聞いて「自分のことを信じていいんだ」と自信と勇気が湧いてきた。
必要以上に自分を卑下しなくていいし、誇りを持てばいい。こだわってやってきたのは自分が一番見ているから。
いろんな苦悩と葛藤を経験したからこそ生まれる力強い言葉。「記事として言葉に残さないとな」とインタビュー時に強く思ったのを覚えている。
自分や制作物との向き合い方を見直せる記事がこちら。クリエイターの方や日々noteを書く方にはぜひ読んでもらいたい。
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