475.「不安だからやらない」はチャンスを逃す
物事を始める際には大きな不安が襲ってくる。人間誰しも変化するのは怖い。だから、不安ばかり抱えて入ればOKか、というとそうでもない。
先日、僕とインターン先の同期に同じチャンスが与えられた。詳しい内容については省略するが、僕にとっても同期にとっても成長するチャンス。僕は話を聞いた時点でやると決めていた。時間や労力はかかるが、やるデメリットが他に見当たらなかったから。
やる?やらない?どうする?
不安の方が大きいからやめとこうかな。
同期は不安が大きいからやらないらしい。僕はてっきりやるものだと思って質問したため、びっくりした。
僕は先のことをあまり深く考えずに、走りながら考えるタイプ。結果、計画性がなさすぎて失敗することもよくある。しかし、だいたいのことはなんとかなってきた。労力を最も使うのは始めるときだから。
僕の中には「やらない」という選択肢がなく、「どうやってうまくやるか」しか考えてなかった。だから同期の回答には正直驚いた。しかも理由は不安が大きいから。
同期のことを責めるつもりも僕の考えを美化したいわけではない。目の前に同じチャンスがあっても、人によって考え方や取り組み方が違う、ということを学んだ。
「取り組んだ時」
・とりあえずやってみる
・うまくいってもいかなくても経験が蓄積される
・違う取り組みにも活かせる
・経験として自分の言葉で語れるようになる
取り組んだ時にはメリットがたくさんあるが、取り組まないと何も起こらない。”何もやらなかった今までの日常”しか残らない。これだとすごくもったいない気がする。
それに、取り組まない理由が不安。特に誰かに言われたわけでもない。自分で勝手に作り出した虚像。自分で自分の可能性をストップさせるのは本当にもったいないなと思う。
成功するかどうかは正直どうでもいい。取り組んだからこそ見えるものがあるはず。誰かにアドバイスできるかもしれないし、自分の武器になるかもしれない。やってみないと分からないからとりあえずやってみる。
鈍感力。
自分の負の感情に敏感な人と鈍感な人。無理に鈍感になれとはいわないが、鈍感なくらいが丁度いい。
今成果を上げている人はたくさんチャンスを与えられたのではない。チャンスをチャンスの芽として掴んだ人。たった1回のチャンスをがっちり掴むことでスターになった人もいるはず。
チャンスの女神には前髪しかない、とよく言うようにチャンスは一瞬で過ぎ去ってしまう。すぐに掴めるように。日々の準備を大事にやっていきたい。
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