「続けられる人」になるためのネガティブ思考活用術
noteと筋トレは5年、ランニングは3週間、早起きはずっと。僕は良い習慣と呼べる習慣を継続できている方だと思う。日々の習慣の話を周りに話すと、「なんでそんなに続けられるんですか?」とよく聞かれる。
もちろん、習慣化のコツは色々あるし自分なりに工夫していることも多々ある。でもそれらは小手先のテクニックでしかなく、自分の根底にあるのは「〜〜したくない(なりたくない)」というネガティブなものばかり。
実は僕の行動源はネガティブだという。
ダサい身体でいたくない
筋トレを始める前、僕は人生で最高に太っていた。今より10kg近く重く、見事なまでにお腹が出ていた。鏡で自分の身体を見るたびに残念な気持ちになり落胆する日々。好きなものを食べ運動も全然していなかったので、当然の結果と言えば当然の結果である。
あまりにも自分の身体がだらしなく、大学生で時間だけはあったことから一念発起して筋トレをすることにした。ジムを契約し、YouTubeで解説動画を見ながらコツコツスタート。少しずつ身体が変わるのを実感し、筋トレにのめりこんでいった。
5年も筋トレを継続していると、自分でも納得できる身体になってきたし周りからも「ゴツいですね」と言われるようになってきた。今やめても全く問題ないと思う。
自分が思うダサい身体(定義は人それぞれ)は脱却したものの、今度は「この習慣を失いたくない」という、続けたがゆえの新たなネガティブ要素が出てきてしまった。
そのため、今は「もうやめられない」と、ある種の筋トレ依存症になりながら日々ジムに通っている。筋トレを続けている人であれば、この感覚は分かってもらえるはず。
同世代に負けたくない
noteを書き続けてきたことで、「言語化力を高めた先に何か良いことがあるかもしれない」とうっすら思うようになってきた。具体的な”何か良いこと”は分からないけど。
僕がずっと抱いていた「同世代に負けたくない」という思いを実現するための1つの手段としてnoteが存在しているのは確か。
人生における「勝ち」や「負け」は何で測るのかというと、熱中しているものがあるかという尺度で考えてみたい。仕事なのか遊びなのか、趣味なのか、熱中する手段は人それぞれ。
僕の場合、熱中する手段の1つとして仕事が存在しているから、「どんな仕事をするのか」「なぜ自分がこの仕事をするのか」ということにこだわりを持っている気がする。そして、仕事をする上での武器になり得るからnoteをコツコツ続けている。
元をたどれば、「同世代に負けたくない」からnoteを続けているのである。
ネガティブは強力なパワーになる
ポジティブよりもネガティブの方がパワーとして圧倒的に強い。大事なのは、ネガティブをどう扱うか。自分の糧にすることもできるし、自分を貶めることにも使える。
せっかくなら僕は自分の糧にしようと思い、ネガティブを習慣化に繋げるようにしている。
自分が抱く理想の姿を追い求め続け、修行僧のような生活を続ける。続けた先にどんな未来が待っているのか、今から楽しみで仕方ない。
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