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107.「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本

「自分の思い通りに伝えられない」

と悩むことはないだろうか。


伝えるためには、

いくつかのポイントを

意識する必要がある。


そんな中でこの本を読んだ。



・自分の考えを伝えるのが苦手
・プレゼンが苦手
・言葉に詰まってしまう


「話すこと」にコンプレックスを

持っている人は必見である。


形容詞をいったん自分の中から消す

形容詞に逃げなくなると、本質が見えてくる。


例:みかんを食べる

✖️「おいしい」
⚪︎「ビタミンCが豊富で、風邪を引かない気がした」


なぜ美味しく感じるのか

どうおいしいのか

食べたことで、自分はどんな気持ちになったのか

などを考えて言葉にしていく。


「自分の五感」

「他人の様子」

「過去や思い出」

から語る。


あらゆるものを実況中継してみる

「単語から文章」にするコツは、

自分で状況を実況すること。


実況中継することで、

情報を取りに行き、

自分の言葉で発言することができる。


自分の外側に目を向けてみる。


何かを得たら、3つ以外捨てる

学んだことは、時間を置かずに

3ポイントに要約する。


会議後、授業後、会話後など。

内容を3つに絞って暗記する。


3つのポイント

「ここ重要だぞ」と言ったところ。

「つまり」「結論は」、「言いたいのは」とその人が意見をまとめようとした言葉のあと。

会話中に何度も口にした一言。

発言者の声が大きくなった言葉などに注目する。



ポイントを単語でメモしておいて、

後から3つのポイントを繋げた文章

にして暗記しておく。


考える習慣をつける

「AさんやBさんならどう考えるかな?」


人の頭で考えて、視点を増やす。視野を広げる。


自分の頭だけで考えようとすると、

自分の知識、経験値、好みなどに縛られて、

どうしても独りよがりになってしまう。


「人の頭で考える」目的は、

自分以外の視点を持つことで、

ものを多角的に見られるようにすること。


主張は1つ、理由は3つ

「主張は1つ、理由は3つ」という原則。


これが、短く論理的に人に伝えるための極意。

短くシンプルな言葉だけが人の耳に残る。


3つの理由

①トレンド
②特性
③お得感


「私はA社のアプリ導入を提案します。理由は、私たちの多くのユーザーが利用し勢いがあること(トレンド)、操作性が高く、誰にでも簡単に扱えること(特性)、蓄えられたデータを私たちも使用できること(お得感)」となる。


思いつきや情報を33案書き出す

「ものを考える」=1人でブレインストーミングをする


批判を気にせず、

常識も前提も無視して

量を考える。


スマホで検索し、

いい情報があったらそれも書き込む。


「こんなアイデアつまらないなあ」

と否定することなくどんどん紙に書き出す。

思いつきやネタで十分。


33案考えたら、それらをくっつけて広げればいい。


くっつけるだけで、

素晴らしいアイデアになるかも。


5つのwhy

物事の真意を知るために

「なぜ?」を5回繰り返す。


バラバラではなく、前の答えを受けて

「なぜそうなのか」「どうしてそう言えるのか」

と深く考えてみる。


5つの「why」で核心に迫れば

言い逃れできない答えが見つかる。


知的な人ほど反対意見を大切にする

しっかりと商品の弱点やネガティブな面を直視して、

新しい次元の主張を考えることが大事。


長所と短所を合わせることで、

もっと高い次元の主張を作ることができる。


ゴールから考える

ゴールから逆算すると、

自分たちに足りていないものが

見えてくる。


ゴールを想定して俯瞰すること。


これも論理的で、道筋を立てて考える方法。


相手の気持ちを引き込む

「私たち」

つまり二人称にして

相手の気持ちを引き込む。


コツは「自分ごと化」することにある。


相手に当事者意識を持たせることで

距離が縮まる。


おわりに

あくまでトレーニング法を

紹介したに過ぎない。


あとは実践するかどうか。


「話すこと」は実践でしか

上達できないから

まずはやってみよう。

読んでくださる方のプラスになるような記事を書くための活動費として使わせていただきます!