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363.こうしてすれ違っていく

人と人である以上すれ違いは必ず起こる。


僕と地元の友達との話。友達をAとすることにしよう。僕とAは2020年12月の時点で連絡を取っており、「年が明けたらご飯にでもいこう」と言い合っていた。12月の初めの時点ではAの予定が分からなかったため、後日Aから連絡をするという話になっていた。

しかし、連絡がこない。

年末になってもAからは連絡がこないのだ。「さすがに年末になっても連絡がないということは、ご飯は無しかな」と僕は思っていた。僕から連絡することもできたけど、Aの熱量を見たかったから僕発信の連絡は控えていた。

すると、

『帰省したで!ご飯いこう!』と1月2日に連絡がきた。僕としては「今さら?そんなにすぐに予定は空けられるもんじゃないで?」という感じ。Aからしたら全く悪気はないんだろうけど。

僕が既に帰省を終了していたタイミングとご時世的に外出は控えておいた方が良いというタイミングが重なり、ご飯にいくことはなかった。でも、僕としては衝撃的な体験で学びの多い体験だった。


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今回僕とAのすれ違いが起こったのは、2人の価値観の違いである。僕は「予定はある程度前から立てるのが当たり前。特に年末年始は忙しいし、余裕を持って会う日を決めるだろう。年末になっても連絡がないってことは、忘れているのかな」と考えていた。一方、Aは「2日に帰省するし、帰省したタイミングで連絡しよう。年明けにご飯に行くって言ってたし」と思っていた。

どうしても2人は全く同じ経験や育ち方をしているわけではないため、当たり前や常識にズレが生じてしまう。どちらかに優劣があるわけではなく”違い”として受け入れなければならない。


どんな人間関係に対しても言えることで、自分の当たり前が他人の当たり前だと思ってはいけない。通用するのが当たり前ではなく、通用しないのが当たり前。察してもらおうとするよりも、自分の考えを明確に伝えてお互いに理解しようと努力する方が建設的だし早い。


今回の体験は個人的にすごく衝撃的で、noteのネタにする以外の選択肢がなかった。(Aくん、ごめんよ笑)友達であっても家族であっても分かち合えない部分は必ず出てくる。どちらか一方が押し付けるのではなく、お互い相手の話を聞いて歩み寄るようにしたい。新年一発目に大事なことを友達に教えてもらった気がする。気付かせてくれてありがとう。また、レベルアップした気がします。今度こそ落ち着いたらご飯いこうな。



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