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わたしと沖縄

私が世界で一番好きな場所は、沖縄だ。
世界中の国に行ったわけでもないのに、私はそう確信している。
パリに行った時も、ここが世界一素敵な場所!!と、そう思ったけれど、
今日、好きなところへ今すぐ行けます。さあ、どこに行きたい?と言われたら、
迷わず「沖縄!!!」と答える。

飛行機に長時間乗るのが苦手な私は、ハワイよりも断然、沖縄派だ。
沖縄の海は世界一綺麗だと、これまた世界中の海を見たわけでもないのに、確信している。

コロナ以前は、年に2回は必ず沖縄へ遊びに行っていた。
何をするでもなく、ビーチでただ寝そべって、波の音を聴きながら、海を見る。
それが最高に幸せなのだ。

初めて沖縄へ行ったのは、5、6年前のこと。
それまでは、戦争のイメージが強くて、あんなに大変なことが起こった場所で、
楽しんだりしてはいけない、という気がしていた。
初めて沖縄へ行った時、ビーチや美ら海水族館へは行かず、まずはひめゆりの塔や
平和祈念公園、旧海軍司令部壕など、戦争に関係のある土地へ行った。
行く前に、沖縄戦に関係のある書籍を何冊か読み、美しい沖縄で実際に起きた悲劇について
きちんと学んだ。

実際に行ってその土地に立つと、心に色々な感情が流れ込んできて耐えられなくなり、沖縄で数日間寝込んでしまった。
トラウマになりそうな数日だったので、もう沖縄へ行きたいとは思わないかもしれないと覚悟したけれど、最終日にビーチに行ったら、海の美しさに圧倒された。
沖縄の海が、大好きになった。
そして同時に、こんなにも美しい海が目の前にあるのに、あれほど悲惨な出来事を起こしてしまう人間の恐ろしさを想った。

それから私は毎年、年に2回は沖縄へ行くと決めている。
国際通りのガヤガヤした賑やかさ、そばの美味しさ、ビーチの美しさ、青い空、開放感。
飛行機で沖縄へ降りて行く時の、海の美しさ。
何度行っても感動して、涙が出そうになる。

私は沖縄で暮らそうと、心に決めている。
虫が苦手な私は、それだけが心配でたまらないけれど、
50歳までには、虫を克服して、移住する。
コロナが落ち着いて、また何の心配もなく、大好きな沖縄へいける日を夢見ている。


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