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独身でも幸せな現代社会で、この人と結婚したいと思えるか?

私は、幸せで楽しく平和に暮らしていける人と、ぜひ結婚したいと思ってる。でも、1人の方が時間もあるし、お金もかからないし、精神的にも肉体的にも楽であると感じるし、友達といた方が楽しいとも思う。値上げや、国の方針などの外的要因も含め、誰かと生活していく事、結婚、子育て等が困難なこの時代に、この人と一生一緒にいられる、一緒に過ごしていきたいと思える人はいるのだろうか?

何人かとお付き合いさせて頂いて、相手に求めるだけではいけないのは言うまでもない。自分のスペックを上げて、精神的&経済的に自分自身が安定していて、未来を描く能力が必要だと気づいた。

ここで、私の経験を紹介します。


元カレMくん

カナダでのワーホリ時に出会ったスロバキア人。ダンスのコミュニティで仲良くなり付き合うことに。ただ私の英語力、行動力、発言力がとてもとどぼしく、ただ漠然とワーホリで英語に触れるくらいで楽しんでいた事、食欲大爆発で15kg増えた事、結構なステイホーム気質(が悪い訳じゃないけど)合わなかったこと。対して彼は、キャリアアップの為にカレッジでプログラミングを勉強していた事、政治や経済に関する知識を英語で語れるくらい持っていました。
ワーホリが終了後、ほぼ1年の遠距離がありました。私はカレッジ留学を目標にカナダへ帰って来るとも伝えてあります。帰国直前にはこんな会話も...

彼「帰って来たら一緒に住もう」

私「でも、コンドやアパートは高いし、経済的に厳しいんじゃない?」

彼「遠距離中にスロバキアへ一時帰国するけど、待ち合わせして会える?」

私「どうせカナダで会えるんだから、また今度かな...逆にスロバキアからの帰りに、日本へ来てみたら?」

彼「カレッジと仕事が後に詰まってるし、飛行機も買っちゃったし難しい」

うまくしのげていたと思っていたのは私だけでした。私がカナダへ帰り、2ヶ月後。

彼「お隣チェコ共和国で仕事を見つけたので帰る」

ショックでした。

彼「私の卒業までは待てないのと、自分がカナダに残っても良い仕事が見つからない。私をスロバキアへ連れていくには言語の壁と、就活の壁、経済的壁がトリプルで厳しいのが容易に想像出来る。」

2年の関係が終わりました。

元カレCくん

オンタリオ州出身のカナダ人で、出会いはデーティングアプリのHingeでした。映画、ドラマ、テレビ番組を撮るカメラマンで、アメリカでのストライキ(トムクルーズが来日出来なかったやつ)に巻き込まれ仕事が減ったので出会いを求め始めたらしいのです。
彼は面白くてジョークが好きで、移民に関しても彼の友人の彼女が申請していたのを聞いていたそうで、少し知識がある人でした。ただ、話し方が少し独特で、落ち着かない感じ。私の日本での休暇からの帰国後に正式にオフィシャルになり、シアトルに旅行へ連れてってくれたり、ハイキングへ行ったり、ミニパットゴルフのコースへ連れてってくれたり、楽しく過ごしていました。ただ、仲良くなるにつれて、声がいきなり大きくなったり、話すときに身体がムズムズ動くのでした。
ある日、普通(少なくとも私はそう思ってた)に会話をしていたら、いきなり怒鳴られました。

彼「君は僕をバカにしてるのか?君の話の根拠は?僕の話を聞いてない!!」

一方的でだいぶトゲがある声が、車の中に響きました。私はビックリしたけれど、冷静でした。なんでいきなり怒り出したのかを考え、彼がそう感じたのなら気をつけようと思ったのです。

私「そう聞こえたならごめん。そんなつもりはなかったし、根拠というか、今までの話の流れを聞いてそうなのかなと思ったのよ。違うなら謝る、申し訳ない。」

それでも収まらなかった彼の怒りは彼の家まで続きました。家の前に駐車して喧嘩続行。

彼「やっぱり僕の事を笑った!アレやコレや...」

ダラダラなげーなと思いながら...

私「でも普通に話してただけだよね?すごく怒ってるけど、どうしたの?」

彼のアレやコレやを一通り聞いた後...

私「話の終着点が見えないし、あなたの沸点も分からない。解決しようとするわけではなく、ただイライラをぶつけて怒鳴りつけてるだけのように感じる。そういうの好きじゃないから帰るわ。」

帰るというワードに焦ったのか、いきなりシュンとして、謝って来たのです。

彼「ごめん。そういうつもりじゃなかった。もし君が許してくれるなら帰らないで欲しいし、楽しく過ごしたいと思ってる」

遠方からの彼の友達に会う予定だったので、次はねーぞと言ってなるべく平和に過ごしました。
その後も声が大きくなったり、彼の負債(借金)が分かったり、夢遊病で起きたら怪我をしていたと写真が送られてきたり、少し危ない気がした(これは個人的判断で、みんなが危ないわけではないと思うけど)ので、話があると連絡しました。すぐに、

彼「別れ話?電話するわ」

電話が来て...

私「直接話したいからご飯へ行こう」

2日後に待ち合わせをしました。
レストランで注文をして、本題へ....

私「申し訳ないけど、別れて欲しい。理由は、新しいキャリアへの準備に忙しい&副業でどこかのレストランで働く&日本に帰っていつ戻ってくるか分からないと」

嘘を混ぜて話したのです。本当の理由は怖くて言えませんでした(笑)
彼は落ち着いた様子で、自分の悪かった所リストを言ってきました。

彼「この2つ日間で考えたけど、よく声を上げてたし、私の好きな事には目もくれず、自分の好きな事ばっかりで、付き合わせてしまって、申し訳ないと。」

分かってるじゃんと思ったけれど、本音は言わず、ただ先の見えない遠距離は無理だと伝えたのです。
数日後、メッセージが。

彼「大切に出来なかったと思うけど、それが嫌だったらなぜ言ってくれなかったの?」

言ったけど聞いてなかったのは誰だと言いたかったけど...

私「あなたは素敵だけど帰国と次のステップの為に1人の時間が欲しい。」

そう貫いてお別れしました。

エピローグ

こういう経験から、1人の方が楽だし、平和なのではないかと思うこともある。いくら好きな人でも愛しい相手でも他人は他人で、ちゃんと一線を引いたり、大切にしないといけないと思うし、死ぬまで一緒にいる家族だからこそ大事に楽しく生きていきたい。そんな相手が見つかると良いなぁと思うこの頃。ぜひ婚活を頑張っていきたい。

#私のパートナー #AlisaTooth

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