ドイツワーホリなのにオランダにいる話

Alice@ドイツワーホリ🇩🇪

2020年7月12日 23:55

アムステルダムから失礼します、下村アリスです。（笑）

脅威の展開の早さにも全く動じないのは今までの経験値からでしょうか。←

今回も時系列順にお話していきます。

１、2020/7/1 EUの入国制限解除（条件付き）

国ごとに対応が違うため、6月15日のシェンゲン内の制限解除になったときから注意深く動向を伺っていました。

そしてドイツ領事館へWHビザの再発行ができるかどうかの問い合わせ。

「現時点では何も決まっておりません」いただきましたありがとうございます！←

ちなみに4月に同じ問い合わせをした時も同じ回答でした。

もう本当になんにも決まってないんだろうな（笑）

ビザの有効期限が短くなっていくのを見ているだけ、というわけにもいかないのでとりあえず何とかしてヨーロッパ内に入ってしまおう大作戦。

２、2020/7/2 航空券を購入

2020/7/1の時点で日本人がパスポートのみ、制限なしで入国できるのはギリシャまたはオランダのみ。

アテネ行きのフライトがアディスアベバ経由なのは笑いましたwwww

むしろアフリカ経由なのめちゃくちゃリスキーなんじゃないかな（笑）

というわけで、運行スケジュールも限られておりいろいろ悩んだ結果、2020/7/11の羽田、フランクフルト経由アムステルダム行きに決定。

そして大家さんには「最短7/15から入居できるよ〜」とのことで、15日のアムステルダム→ハンブルク行きのドイツのLCC、Eurowingsのフライトを予約しました。

ANA特典航空券で77,500マイル、かかった諸税は25,380円。

Eurowingsは120ユーロでした。

全部合わせても4万円程度、いい感じ。

Lufthansaの返金まだかな（笑）

３、2020/7/10 国際運転免許証の更新

そもそもドイツでは国際免許は翻訳文書でしかないので意味はないのですが、念の為に更新しておきました。

気付けば2年も切れたまま…（笑）

更新センターはコロナ対策で入場制限がかけられており、普通の更新の方々は雨の中外でとんでもなく待たされていました…

わたしは椅子に座って待機するよう言われ、10分程度で入館できました。

持ち込んだ写真が顔がデカすぎてだめっていわれて、どすっぴんのオールバックポニテのままその場で撮られた写真に差し替えられたため、中身はお見せできませんwwww

あとは出発準備として400枚のマスクを購入、即納って書いてたのに豪雨のせいで到着したのが1週間後の出発日の朝、超ギリギリセーフ。

佐川急便、息してる？とか言ってたけど無事でよかったです（）

あとはもはやオカルトな嗜好品、カロリミットを1年分wwww

本当はもっと早くに気づいて通販で買えばポイント還元がいっぱいあったのに、気付くのが遅すぎたので仕方なく店舗へ。

FANCLに入店して5分後には店員さん3人がかりで店頭在庫が一掃され、代わりに6諭吉を差し出してました、そんな高いっけこれ。（笑）

最後には店長さんも出てきてくれてお礼と励ましの言葉と日傘くれました、ありがとうwwww

携帯電話の番号休止の手続きをしにショップへ行って準備完了です（ほんとかなあ）

４、2020/7/11 出国

関西国際空港からまずは国内線で羽田空港へ。

国際線の様子を見に上がると、まさかの電気消えてて草

23:15発ドバイ行きのためだけに国際線ロビー開けてるの強すぎだな？って思いましたwwww

ショップやレストランが閉まっている中、ポケモンセンターは開いてましたよ←

友人が早めのお誕生日プレゼントにってStarbucksのeGiftを送ってくれたので、関空でマンゴーパッションティーフラペチーノティー抜きをいただきました、ごちそうさまでした。

そういえばNew Yorkに住んでた時は恐ろしくスタバで呪文を唱えてた気がします、今では「あっえっとあの、コーヒー、ちっちゃいやつ」とか言っちゃうんですけどね（）

早めに空港に着いたけれど、お店も開いてないのと1本前の便が間に合うし空席もある、ということでフライトを早めていざ羽田へ。

まあそれでもチェックインカウンターで確認に20分近く待たされましたよ。（笑）

この記事が出たこともあって、フランクフルト経由めちゃくちゃリスク高いやんけ…って思って帰りの飛行機を一旦WHビザの有効期限内に変更しておいて大正解でした（笑）

オランダにはどのぐらい滞在予定ですか？
→分かりませんがその後ドイツに移動する予定です
ビザはありますか？
→3ヶ月以内の観光ビザです、ドイツのWHビザを持ってます
帰りの航空券は？
→3月のハンブルク発です
ドイツへは陸路ですか？
→かもしれません（本当はEurowings、言っていいのかわからず濁した）
いつドイツに移動されますか？
→2週間後とか、8月とかですかね(これも本当は15日のフライト)
オランダでの滞在先の住所はちゃんと示せますか？
→ホテルの住所があります
今の内容を入国審査官にお伝えできますか？
→説明できるだけの語学力はあります

ってな感じで根掘り葉掘り聞かれて無事に搭乗券を発行してもらえましたwwww

ここで止められたら何にもならないからね！←

そしてフライト。

1列目、無人。（笑）

SFJの機材に乗るのが初めてで、なんだかとても新鮮でした。

飛行ルートも関空からだと外回りでディズニーランド上空を通過できたのでわくわくしました、実家に帰りたい（痛い）

国内線の出口で一旦出て第3ターミナルへ、友人たちが見送りに来てくれたので一緒にご飯でも。

…と思っていたけれど予想通りお店が閉まっていて唯一開いていたのが吉野家wwww

いやでもほら、NYで食べたら2倍近くするしいいんでないの！←

しかも8時閉店だったらしく元々のフライトで到着していたらほんとにアウトだった…

こういうのいっつもギリギリセーフなのもってるよな〜（笑）

牛皿麦とろ御膳が最後の晩餐でした。

大変美味しゅうございました。

そのあと弟とそのお嫁さんも一緒に出発ゲートまでお見送りに来てくれて、ちょっと泣きそうになりながらいざ出発。

ホラー映画ばりの人のいなさで笑いました←

ANAのラウンジでシャワー。

からのオリジナルビールで一服。

いざゲートへ、そして搭乗のアナウンス…

って時に空港が揺れるほどの雷、タイミング悪。（笑）

出発が1時間ぐらい遅れそうなのでラウンジへ戻っていると、ダンディーで素敵な外国人のおじさまが「だよねー、もう一杯飲めるしねー」とか言って話しかけてくれました（笑）

オーストリア人のそのおじさま、実はIAEAの職員。水色の国連職員のパスポートなんて初めて見たよ、思わず「うわなにそれかっこいい！色！うわ！」って言ってしまった（写真撮らせてもらえばよかった）ww

一緒にウイスキー飲みながらいろんなお話して、名刺交換して「いつでも連絡してきてね」って言っていただけたのでマジで連絡しちゃう。（笑）

ビジネスクラスで座席もまさかの前後だったので、おじさまにはホッとアイマスクのバラの香りをプレゼントしました←

登場するや否や配られたアルコールワイプと共に配られた書類。（捨てる用のビニール袋も一緒に貰ったけど写真撮るの忘れた…）

うーん、やはり14日ルールめちゃくちゃ厳しくチェックされそうな予感…

そしていつも見慣れたFlight Safety Video（日本語なんていうのこれ）の字幕がドイツ語でプチ感動。（笑）

雷雨で遅延、深夜1時過ぎのフライトだったのでせっかくのビジだけどフルフラットシートで爆睡でした、もったいねえ。←

朝ごはん。

PIERRE HERMEのブレックファストでした、やっぱりスイーツが一番美味しかったです（笑）

あとはビジネス感出したくてハーゲンダッツ食べました。

あっという間に現地時間朝6時過ぎにフランクフルト着です。

５、2020/7/12 フランクフルトでEU入国

一番心配していたのはフランクフルトでの入国、乗り継ぎ拒否。

何としてでも入国審査官を"YES"と言わせなければなりません、ありとあらゆるシナリオを想定していざ。

どこ行くの？
→オランダ、アムステルダムです
現地に住んでるの？
→いや、住んでないですね
え、じゃあなんで？何しに？
→えっと、観光…？
（怪訝な顔で黙るPolizei）
→ちゃうねんドイツのワーホリの滞在ビザあって既に期間始まってるねんけど今は日本人まだ入られへんやんだから今すぐ入れてって言わへんしオランダで待ってから大丈夫やってなってから入国するつもりやねん！！！！！！（ｦﾀｸ特有の早口）
…このワーホリはいつから始めるの？
→8月とか…？多分…？
オランダではホテル取ってる？
→取ってますとも！！！！！！
…Good luck
→DANKE！！！！！！

無事に入国スタンプをげっと、IAEAおじさま御一行にも「入れた！！！！！！」って報告しましたwwww

おじさまたちに別れを告げて、乗り換えまでLufthansaのラウンジへ

…って思ったら短縮営業で全然閉まってましたね、残念。

仕方なく登場ゲート近くで待機、そして大家から来た「入居やっぱり8/1からにせん？手続きまだあるし」というメール。

VIELEN DANK. どうもありがとう。

というわけで突然の家なき子が確定したので、急いでドイツに入る理由もなくなったわけで、3泊の予定だったアムステルダムを21泊に急遽変更、7/15のフライトもRebook Feeを65ユーロ支払って8/1、否フライトがなくて8/2の夜に変更しました。

ホテル代はトータル1,610ユーロ、痛い出費ですが荷物の量が半端ないのと貴重品まみれなので保険だと思うしか…

電話番号がないわたしは、ちゃっかり日本にいる母親にMarriottエリートデスクにプラチナチャレンジの電話してってお願いのLINEを入れました、無事宣言完了です←

フランクフルト→アムステルダムはLufthansaのコードシェア便、ここでも搭乗とともにアルコールワイプで除菌、しかしそれを捨てる袋はなくて普通に回収されたwwww

空港内でも並んでる時すぐ"keep distance"とか言う癖にそういうとこ適当なのどうなのwwww

さよならどいちゅらんと、またね。

ビジネスクラス、今回は2列目。安定の横の人いない席。（笑）

2度目の朝ごはん、超ドイツ。←

普通にチーズが美味しかったけどセロリが全部持っていった！くっさ！w

1時間程度でアムステルダム着。

半年前にパリ→ミュンヘン→オマーンのフライトでミュンヘンにスーツケース全部置き去りにされた苦い思い出があったので、ドキドキしながら荷物を待ちましたよっと。

無事に3つ全部回収できました、Priorityタグあるのに全然先に出てこなかったのはさすがヨーロッパクオリティw

無事にSchiphol空港からシャトルバスに乗って、ホテル着！

「今日から3日間…いやちゃうわさっき18泊も追加してるやん草！」
そうなんですー、まあ色々と。（笑）
「え！？2日後誕生日なん！？えーおめでとうはぴば〜！」
ありがとうございやすw
「かなり長い滞在やし馬が見える景色いい広めのお部屋用意したやで！」
…馬？え、あ、どうも？（？）