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【詩】お天気雨

晴れているのに
明るい空から雨が降る
どこか懐かしいこの感じ…

そういえばキミとの恋は
お天気雨のような恋だった
雲ひとつないような気持ちなのに
いつもどこか寂しくて…

でもお天気雨はすぐに止む
それまで少し待てばいいだけだった

私は雨やどりという言い訳のもとに
時間をやり過ごせばよかったのに

雨やどりって
いつ雨が止むかわからないのに
何て詩的な
時間を贅沢に使うための言い訳

私は今
晴れた空から降る雨を見ながら
キミを想う

雨が止むまで
ここでキミを想う

©2023 alice hanasaki

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