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短編・掌編小説

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短編・掌編小説集
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#フィクション

【掌編小説】小さな親友

ルカは、脳の病気をわずらっていた。 眠ると、それまでの記憶が消えてしまうのだ。 ルカの毎日…

花咲ありす
11か月前
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【ショートストーリー】裏切り

「悠人君にバレンタインチョコ、あげようかな」 帰り道に寄ったコンビニのチョコレート売場で …

花咲ありす
7か月前
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【ショートストーリー】冬の讃歌

クリスマスソングが流れ始めて、 街にクリスマスツリーが現れる。 年末に向かっていく 冬のこ…

花咲ありす
10か月前
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【ショートストーリー】大きな夕日 (#虎吉の交流部屋プチ企画)

#虎吉の交流部屋プチ企画 「記憶に残る風景」にショートショートで参加します。 祖父が肺がん…

花咲ありす
10か月前
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【ショートストーリー】一番大切なものを抱えて生きている(再掲)

※以前一度投稿したことがある作品ですが、 修正して投稿し直しました。 一番好きな人には怖…

花咲ありす
10か月前
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【ショートストーリー】天気の話はやめませんか

僕はみんなが言う「空気を読む」とか、 「行間を読む」とか、 「皮肉の本当の意味」とかがよく…

花咲ありす
11か月前
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【ショートストーリー】生まれたところに戻っていく

おばあちゃんはだんだんと記憶をなくしていく。 記憶は時間を逆戻りして、 だんだん赤ちゃんの時の記憶へと戻っていく。 それを知っているのは、 おばあちゃんの飼いネコだけ。 おばあちゃんはロッキングチェアに揺られながら タータンチェックのひざ掛けをかけて、 うたた寝をしている。 となりでネコが、 どこからか飛んできた 黄色いちょうちょを追いかけて 手をちょいちょいと伸ばしている。 「おばあちゃん」 今日は孫娘がやってきた。 おばあちゃんはにこにこしている。 もしかして今日は記

【ショートストーリー】天国に着いたらおばあちゃん

「いつ結婚するつもりなの?」 「いい人はいないの?」 そんなことばかり聞いて娘に疎まれてい…

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【ショートストーリー】突然89歳

前編のお話はコチラ👇 僕は目を覚ました翌日に誕生日を迎え、 また一つ歳を取り、89歳になっ…

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【ショートストーリー】突然88歳

僕は、つい2,3日前まで22歳だった。 先日バイク事故を起こして、脳死状態になり、 臓器提供…

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【ショートストーリー】人生最大の失くしもの(続・一番大切なものを抱えて生きている)

「一番大切なものを抱えて生きている」はコチラ👇 小淵沢の山を降りて東京に戻ったのは, 去…

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