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自分の楽しみ、生活のQOL向上の為なら惜しみなく高いお金を払ってくれるお客様【介護保険外事業】

こんにちは、アルゴです。
今日も個人で行っている介護保険外事業のお話です。

介護保険外サービスは保険ではまかなえないサービスを行えますが、保険がきかない分利用料は高くなってしまいます。

私の住んでいる地域の相場は1時間4000円〜6000円です。

それを私は格安の1時間2000円でやっているわけですね。これでやっていけるのか・・?とお思いでしょうけど、いろいろな事をさんざん考慮して決めた金額なのです。

↓この本にいろいろ書いてます。(宣伝…)

しかし2000円とはいっても、やっぱり保険と比べると高いですよね。

たとえば、介護保険では窓拭きやペットの世話などができませんが、保険外サービスではできます。買い物同行時にお酒やタバコなどの趣向品を買うこともオッケーです。

ただ、高いお金を払ってまで、そのプラスアルファが必要なサービスなのか・・・・?事業主視点でも疑問に思うこともあります。

過去、著書やこのnoteでお客様の特性、事情についてお話してきましたが、介護保険外サービスを使う事情というのはたしかにあります。

でも、やっぱりお金に余裕がある人・・・もしくは通院介助など絶対に必要な場面でしか使わないですよね・・・私がお客さんだったら。


だけど私のサービスを選んでくれているお客様は、惜しみなくお金を使ってサービスを受けるんですよね。

自分ひとりでは外出できず、行けたとしても生活に必要な範囲で近所のスーパーとかです。
それを保険外サービスで、車で遠くまで行って買い物や外食できるのがとても楽しいんだそうです。
そう言ってもらえると、とてもやりがいがありますよね^^

お客様A様は、100円ショップが好きでしょっちゅう買い物同行しています。もうかれこれ20回くらい同行したでしょうか。

A様はスマホも自分で使いこなせます。アマゾンでネットショッピングもしているくらいです。

それでも、「ネットショッピングは高いんだよ!」といって100円ショップへ行きます。スーパーへ行っても安い値引きされたお惣菜を買うことが多いです。

でも、私は思います。

「私の保険外サービスを使って100円ショップへ行くと、保険外サービスの料金もかかってしまって本末転倒なのでは…」
(・・; 

そう思っても私はA様にそんなことを言いません。

A様にとって、外出して実際にモノを見て買い物するのは一番の楽しみなのです。一人暮らしで歩けず、外出は車椅子でしか行けない・・・。

限りある介護保険よりも保険外サービスを選んで外出するのは、何よりも楽しみのためなのでしょう。

A様だけでなく、保険外サービスを選ぶ方は皆、お金を払うことを躊躇しません。

これは実際にやってみてわかったことでした。

躊躇しないどころか・・・信じられないことに、どのお客様も

「今日はありがとう、時間ちょっと多くつけていいよ」などと気前の良いことを言います。

もちろん、サービスを提供した時間以上の対価をもらうことは絶対にありませんが、そういってくれるほど、満足してもらっているのでしょう。

ほんとうに感謝です。

サポートですか・・・。人にお願いするまえに、自分が常に努力しなくては。